★W杯ベスト8にむけ谷口彰悟が考える必要なこと「それぞれのスペシャルな部分をどう引き出していけるか」

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日本代表DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)、ベトナム代表戦を前にメディアのオンライン取材に応じた。

日本は24日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第9戦でオーストラリア代表で勝利し、7大会連続7度目のW杯出場を決めていた。

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日本代表DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)、ベトナム代表戦を前にメディアのオンライン取材に応じた。

日本は24日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第9戦でオーストラリア代表で勝利し、7大会連続7度目のW杯出場を決めていた。

29日には最終戦でベトナムと対戦する日本。ここからベスト8に向けてスタートする中、谷口は現在の心境について「まずは日本代表チームとして1つの大きな目標、W杯出場をアウェイのオーストラリア戦で決めることができたのは、すごく良かったと思いますし、少しホッとした部分ではあります」とコメント。「ただここから色々な目標があって、最終予選1位で突破するということ、W杯に向けての戦い。出場するだけが目標ではなく、ベスト8という目標を掲げている分、1試合1試合が大事になるので、W杯まで時間がなく、その試合を大事にしたいという思い、メンバー争いで試合、結果に飢えている選手がたくさんいるので、勝負していきたいと思います」とコメント。本大会でベスト8を目指す上での戦いが始まったとした。

自身の状態は良いと語る谷口。「状態は僕も良いと思っていますし、それも試合に出場して結果として証明しないと何も始まらないので、準備がすべてだなと思います」とコメント。「最後の最後まで、ベトナム戦に向けて集中していきたいと思います」と、明日の最終戦に向けて意気込みを語った。

DF吉田麻也(サンプドリア)とのCBコンビが予想される中「守り方のすり合わせはもう少しやっていかなければいけないと思います」と語る谷口。ただ、「吉田選手も経験豊富で、僕は何も気にする必要はないかなと。好きにやらせてもらうというわけではないですが、何も考えずにやっても大丈夫だろうなと考えています」と、吉田の胸を借りるつもりでやるようだ。

ベトナム戦については「リスク管理が非常に大事になってくると思います。攻めてくる時に誰がどうついて、誰を残してということを攻めている選手が見るだけじゃなく、後ろが準備する、声をかけることが大事だと思います」とコメント。「その辺は後ろがしっかり声をかけていきたいと思います」と語り、「パワーというか、身長が大きい選手がいない印象ですが、スピードがあったり、アジリティのある選手が前線にいたりするので、丁寧に対応しないと突かれることはあるので、90分間集中してやっていきたいと思います」と集中力を保って戦いたいとした。

W杯ベスト8の目標に向けての第一歩となるベトナム戦。「まずはベトナムに対して、自分たちがどういう風にボールを持てるかとか、スカウティングをしています。実際に始まらないとわからないこともたくさんあります」とコメント。「比較的CBは余裕を持ってボールを持つ時間が増えると予想しています」と語り、「自分の持ち運びだったり、パス1本で相手がどう動くのか、どうスペースを空けるのかは色々なシミュレーションをしながら考えています」と、攻撃参加の点でも貢献したいとした。

また「自分のところからゴールに直結するパスを出せたり、楔だったり中に差し込むパスを出していけて、それが有効であれば自分の持ち味の1つなので自信を持ってトライしていければと思います」とパスの面でも見せたいとし、「それをやらない方が相手が嫌がっていたりすることもあるので、そういう時は自分が時間を使うのではなく、早いテンポで他の選手に時間を与えるというテンポを出す作業をした方が良いので、それは試合が始まっての使い分けです」と、状況を見て、攻撃への関与を考えたいとした。

目標達成に向けては「生き残り、W杯でベスト8以上という目標を達成するためには、個々の能力をチームの力に変える作業が必要だというのはみんな感じていると思います」とし、「それぞれのスペシャルな部分をどう引き出していけるかは、個人としてもチームとしてもトライしていくべきかなと思っています」と、チームとして力をつけていく必要があるとした。

2022年3月28日(月)18:58

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