★サラーへのレーザー照射にエジプトFA怒りの声明「エジプト代表は人種差別にさらされた」

Getty Images
セネガル代表戦でエジプト代表FWモハメド・サラーにレーザーが向けられた件について、エジプトサッカー協会(EFA)が声明を出した。

29日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選のセネガルvsエジプトの2ndレグ。

記事全文

セネガル代表戦でエジプト代表FWモハメド・サラーにレーザーが向けられた件について、エジプトサッカー協会(EFA)が声明を出した。

29日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選のセネガルvsエジプトの2ndレグ。ホームでの1stレグを1-0で勝利していたエジプトだが、今回は開始3分に失点する展開に。

2戦合計スコア1-1のイーブンとなった試合は延長戦でも決着がつかず、勝敗はPK戦に委ねられることになった。だが、このPK戦で問題が発生。エジプトの一人目のキッカーを務めたサラーに、セネガルサポーターから無数のレーザーが向けられた。

レーザーは試合中に頻繁に選手たちに向けられていたが、サラー一人に向けられたそれは相当な数で、動きが止まっていることもあり、顕著に目立つことになった。

結局、サラーのPKは失敗に終わり、エジプトは1-3で敗戦。先のアフリカ・ネーションズカップ決勝と同じ対戦カードとなった注目の一戦は、またもセネガルに軍配が上がり、2大会連続3回目のW杯出場を決めた。

ただ試合後、EFAはレーザー照射に加え、試合中に選手が人種差別や脅迫を受けたと主張。また、ウォーミングアップ中にボトルや石を投げ込まれたとして、怒りの声明を発表した。

「エジプト代表チームは、スタンドから攻撃的な行為を受け、人種差別にさらされました。とりわけ、モハメド・サラーへのそれは顕著でした」

「観客はまた、ウォームアップ中にボトルや石を投げつけて選手を威嚇し、チームバスも窓ガラスを割られるなどの暴行を受け、数名の選手がケガをしました。提出した訴状には証拠として写真と動画が添付されています」【動画】一体何個あるのか…サラーの顔面に向けられた無数のレーザーポインター

2022年3月30日(水)13:46

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
リバプールがクアンサーに続きコナテとも新契約?今季好調なCBとの交渉は順調
サラー退団に備えるリバプール、ドルトムントFWアデイェミ獲得に関心?
サラーがCL通算45得点でアフリカ人最多記録を更新、リバプールでのCLホーム5試合連続得点も新記録
「全体的にポジティブ」CL連勝飾ったリバプール、スロット監督は就任後9試合8勝で新記録樹立も「もっと特別なことをしたい」
アリソンはいつまでリバプールの最後尾を守る? 今夏サウジに惹かれるも最後はレッズ愛「最高のプレーはこれから」
戻る
© livedoor