★自身4度目CLファイナルのクロップ、ビジャレアルの巻き返しに舌巻くも「我々は決勝進出にふさわしかった」

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リバプールのユルゲン・クロップ監督が喜びのコメントを残した。欧州サッカー連盟の公式サイト『UEFA.com』が報じている。

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リバプールのユルゲン・クロップ監督が喜びのコメントを残した。欧州サッカー連盟の公式サイト『UEFA.com』が報じている。

プレミアリーグでマンチェスター・シティと白熱の優勝争いを演じるなか、チャンピオンズリーグ(CL)でも準決勝に勝ち進むリバプール。準決勝では躍進のビジャレアルと激突した。

先のホームで行われた1stレグでは2-0と先勝。内容的にも相手に1本のシュートしか許さずと良いイメージをもって、3日に敵地でのリターンレグを迎えたが、前半だけで2失点を喫した。

だが、後半にMFファビーニョ、FWルイス・ディアス、FWサディオ・マネがネットを揺らして逆転。前半に2失点の守備陣も立ち直り、2戦合計スコア5-2で3季ぶりの決勝進出を決めた。

後半の巻き返しぶりは見ていても爽快だったが、ここ5季で3度目の決勝進出に導き、4冠達成の可能性を繋いだクロップ監督も高く評価しているようだ。

「ハーフタイムに『前半よりも良いプレーをしないと』と言った。アシスタントたちにも前半にうまくいったプレーのなかから例を探してくるように話をしたが、選手たちに『いらない』と言われたんだ。だから、私はもっとスペースを見つけ、もっと柔軟に相手のマンマーク戦術に翻弄されないようにと伝えただけだった」

「素晴らしいスタジアムで、ウナイ(・エメリ)はここで素晴らしい仕事をしている。彼らは実際に良いプレーをしたが、我々は決勝進出にふさわしかった。選手たちに対しては明日、“メンタルの怪物が町にやってきた”という見出しのニュースがなるだろうと話した。後半の逆転劇は本当に印象的だったよ」

「今季は500試合もの試合をこなしている感覚があるし、(この結果は)計り知れないものだ」

また、「前半は先発陣に問題があった」と2失点の前半を振り返り、「自分たちでかなりトリッキーにさせてしまったが、こういうのは起こり得るのは覚悟の上だ。人生では思いどおりにいかないときにどういうリアクションを取るかが常に大事」だと続けた。

なお、クロップ監督にとって、ドルトムント時代から数え、これで4度目のCL決勝進出に。この数字はミゲル・ムニョス氏、サー・アレックス・ファーガソン氏、マルチェロ・リッピ氏、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督と並んで史上最多となる。

2022年5月4日(水)10:45

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