シャルケのFWシモン・テローデが、キャリアで4度目の得点王に輝いた。
15日、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)の最終節が行われ、シャルケはニュルンベルクと対戦。1-2で勝利を収め、見事に優勝を決めた。
日本代表DF板倉滉の活躍もあり、一時は難しいかと見られた優勝を達成し、1年での1部復帰を果たしたシャルケ。そのチームを牽引したのが、テローデだった。
2021年7月にハンブルガーSVからフリートランスファーで加入したテローデ。2.ブンデスリーガでの経験豊富なストライカーは、今シーズンも30試合に出場し30ゴール4アシストを記録。見事に得点ランキングトップでシーズンを終えた。
テローデは、これまで2016-17シーズンのシュツットガルト、2018-19シーズンのケルンと2.ブンデスリーガで優勝を経験しており、今回が3度目の優勝となった。
また、得点王もボーフム時代の2015-16シーズンに25ゴール、シュツットガルト時代の2016-17シーズンに25ゴール、ケルン時代の2018-19シーズンに29ゴールを記録し過去3度獲得。そのうち2度はチームを優勝させ、昇格に導いていたが、今シーズンも見事30ゴールの大台に最終節で乗せて、優勝と得点王を同時に決めた。
なお、2.ブンデスリーガでは通算283試合で172ゴール43アシストを記録している。
キャリアハイのゴール数を記録したテローデは、試合後にコメント。優勝とともに、得点王を喜んだ。
「30ゴールは僕の大きな目標だった。だからこそ、この目標を達成できてとても幸せだ」
「この時点で、チームメイト、コーチングスタッフ、テクニカルスタッフ、そしてこのキャリアについてきてくれた全ての人々に感謝したいと思う」
【動画】得点王テローデが決めたキャリハイとなるシーズン30点目!