★アメリカの逸材GKスロニナを巡りマドリー&チェルシーが熾烈な争奪戦
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レアル・マドリーとチェルシーがアメリカの逸材GKを巡って争奪戦を繰り広げているようだ。
現在、メガクラブの関心を集めているのが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーでプレーするアメリカ代表GKガブリエル・スロニナ(18)だ。
レアル・マドリーとチェルシーがアメリカの逸材GKを巡って争奪戦を繰り広げているようだ。
現在、メガクラブの関心を集めているのが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーでプレーするアメリカ代表GKガブリエル・スロニナ(18)だ。
2019年に14歳でシカゴ・ファイアーとプロ契約を締結した早熟のGKは、2021年8月に行われたニューヨーク・シティFC戦で、GKとしてリーグ最年少となる17歳と81日での先発デビューを飾った。そのデビュー戦では史上最年少でのクリーンシートを達成した。
そして、シーズン終盤戦から正GKに昇格すると、今シーズンは開幕からの全14試合でチームのゴールマウスを守っている。
また、ポーランドにルーツを持つものの、アメリカの世代別代表でプレーしてきた18歳は、フル代表デビューは果たしていないが、ポーランド代表からの招集を断り、生まれ故郷でのプレーを決断している。
193cmと現代的なGKとしては標準サイズも、フィジカル能力や反射神経に優れており、18歳とは思えない判断力やリーダーシップも兼ね備える大器。細かなキャッチング技術や足元の技術には伸びしろを残すが、ワールドクラスになり得るポテンシャルの持ち主と言える。
そして、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じるところによれば、現在スロニナを巡って前述の2クラブが熾烈な獲得レースを繰り広げているという。
チェルシーは今年2月に、マドリーは先週にいずれも公式の獲得オファーを掲示したが、シカゴ・ファイアーがいずれのオファーも拒否したという。
ただ、両クラブは獲得を諦めておらず、近日中にも再オファーを掲示する見込みだ。そして、どちらが争奪戦を制するかに関わらず、その売却額はMLS史上最高額のひとつになる可能性が高いようだ。
2022年6月12日(日)6:45