リバプールの新戦力であるウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが移籍後初ゴールを逃した。
昨シーズン所属したベンフィカでプリメイラ・リーガ28試合26得点を記録し、得点王にも輝いたヌニェスは、7500万ユーロ(約106億円)+ボーナス2500万ユーロ(約36億円)の最大1億ユーロ(約142億円)の移籍金で、鳴り物入りでリバプールへ加入した。
そのリバプールは、タイでプレシーズンツアーを実施。12日にはマンチェスター・ユナイテッドとのプレシーズンマッチに臨んだ。
試合はエリク・テン・ハグ新監督のもとで早めにシーズンを開始したユナイテッドが前半で3点をリードする展開に。ヌニェスは試合が決まった51分から途中出場した。
リバプールでの初ゴールに期待がかかる中、リードを4点に広げられて迎えた試合終盤の88分にそのチャンスが訪れる。リバプールのFWモハメド・サラーの左足シュートが左ポストに直撃すると、ゴール前のヌニェスのもとへ。ユナイテッドのDFエリック・バイリーもカバーニはきていたが、ヌニェスはシュートをゴールのはるか上にふかしてしまった。
このミスにはヌニェス本人もガックシ。決められるという思いがあったのか、唖然としてピッチへと倒れ込んでしまった。
まだプレシーズンマッチの初戦であり、そこまで気にする必要もなさそうなプレーではあるが、イギリス『デイリー・メール』によると、一部のリバプールサポーターは早くも心配を募らせているという。
ヌニェスが試合前の練習でも至近距離からのシュートを枠の上に外している動画が拡散され、「俺たちは詐欺にあったんだ」、「マネを取り戻せ」、「おれたちにはジョタがいる」、「新たなアンディ・キャロルの登場だ」など散々な言葉を寄せているようだ。
もちろん、ユルゲン・クロップ監督はそういった喧騒を気にしてはいないだろうが、移籍金の金額が金額だけに、ヌニェスとしても早く1つ目のゴールを取りたいところだ。リバプールの次戦は15日、クリスタル・パレスと対戦する。
【動画】そこまで気にしなくてもいいとは思うが…ヌニェスがシュートをふかしてしまった決定機逸シーン