★金沢DF廣井友信が16年間のプロ生活に幕 清水、東京V、熊本でプレー
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ツエーゲン金沢は21日、DF廣井友信(37)の今季現役引退を発表した。
廣井は前橋育英高校、駒澤大学を経て、2007年に清水エスパルスでプロ入り。
ツエーゲン金沢は21日、DF廣井友信(37)の今季現役引退を発表した。
廣井は前橋育英高校、駒澤大学を経て、2007年に清水エスパルスでプロ入り。東京ヴェルディやロアッソ熊本での期限付き移籍も経験した後、2015年から金沢に活躍の場を移した。
金沢では主将も務め、プロ16年の半分にあたる8シーズンにわたってプレー。明治安田生命J2リーグ最終節を残すのみの今季は11試合でプレー中で、天皇杯では2試合に出場している。
Jリーグ通算出場数は244試合(9得点)。23日にホームで行われるJ2最終節の栃木SC戦後に引退セレモニーが執り行われるなか、クラブを通じて感謝の言葉を記した。
「今シーズンをもって、プロサッカー選手を引退することを決断しました。プレーする機会を与えてくれた清水エスパルス、東京ヴェルディ、ロアッソ熊本、ツエーゲン金沢に感謝申し上げます。素晴らしい才能や能力、実力を持った人たちと仲間になったり、対戦相手として競ってきました」
「そんな世界で自分が16年もの間プロとして生き抜いてこれたことは、奇跡だと思っています。『そんなことないよ!』と言われたいからこんなことを書いているつもりは無くて、客観的に見て本当にそうなんだと思っています。なぜ奇跡は起きたのでしょうか? それは、両親をはじめとする素晴らしい人達との出会いがあったからだと確信しています」
「私という人間を成長させ、築き上げてくれました。愛情を持って接してくれた指導者の皆様、偉大な先輩、何でも言い合えた同期、頼もしい後輩、多くの怪我を共に向き合い乗り越えてきたメディカルスタッフ、いつも選手を支えてくれるクラブスタッフ、全ての方との出会いに感謝申し上げます」
「ファン、サポーターの皆様、共に歩んできた道のりを誇りに思います。ありがとうございました。楽しかったです! これからも選手を、クラブを、Jリーグを、そしてサッカーを支えてもらえると嬉しいです。この先どんな道を歩もうとも、サッカーを通じ学んだことを忘れずに日々精進していきます。16年間ありがとうございました」
2022年10月21日(金)9:45