★実力者を移籍金ゼロで獲得したいローマ...フィルミーノやエンディカらに関心

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ローマは今夏もフリートランスファーの選手を中心とした補強戦略を採るようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

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ローマは今夏もフリートランスファーの選手を中心とした補強戦略を採るようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)王者に輝いたローマ。欧州のタイトルを手にした勢いで臨んだ昨夏は、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ、元セルビア代表MFネマニャ・マティッチといった実力者をフリーで獲得することに成功した。

また、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムなどのレンタル獲得組を除けば、移籍金を支払って獲得したのはトルコ代表DFメーメト・ゼキ・チェリクのみ。来シーズンに向けてはジョゼ・モウリーニョ監督の続投が怪しい状況だが、これとは関係なしに今夏も昨夏同様の補強戦略を採るようだ。

最大の補強ポイントは、プレミアリーグのクラブへの売却が濃厚とされるイングランド代表FWタミー・エイブラハム(25)、ブラジル代表DFロジェール・イバニェス(24)の穴埋めだ。

エイブラハムが抜けそうなセンターフォワードにリストアップしているのは、契約満了に伴うリバプール退団が確実となっている元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ(31)、スペツィアのアンゴラ代表FWエムバラ・エヌゾラ(26)だ。

フィルミーノについての説明はもはや不要だが、エヌゾラは国際的に無名ながらも今シーズンのセリエAで27試合に出場し、得点ランキング4位タイの13得点を記録。獲得には移籍金が必要だが、市場価値は推定650万ユーロ(約9億6000万円)とお手頃で、興味深いアイデアの1人とみなされている。

イバニェスの後釜候補には、契約満了に伴うフランクフルト退団が間違いなしのフランス人DFエヴァン・エンディカ(23)。こちらは2回にわたって選手側と接触しているものの、現時点で交渉は未成立となっており、エンディカはバルセロナ行きを第一希望としているという。

このように、センターフォワードとセンターバックに少なくとも1枚は選手を獲得したいローマだが、他のポジションに目を移すと、サッスオーロのイタリア代表MFダビデ・フラッテージ(24)、ボルシアMGのアルジェリア代表DFラミ・ベンセバイニ(28)らをリストアップしているとされる。

2023年5月10日(水)19:02

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