ヴィッセル神戸は25日、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)の退団を発表した。
イニエスタはバルセロナのカンテラ出身。2002年7月にファーストチームに正式昇格すると、数々のタイトルを獲得。クラブのレジェンドとしてその地位を確立するも、2018年7月に退団。神戸へ完全移籍した。
世界的なスター選手の来日には神戸ファンのみならず、多くのサッカーファンが歓喜に沸き、そのテクニック溢れるプレーに魅了されることに。Jリーグ初ゴールはセンセーショナルなテクニック溢れるものとなるなど、これまで明治安田生命J1リーグで113試合に出場し21ゴールを記録した。
公式戦通算では133試合で26ゴールを記録。2019年にはFWダビド・ビジャ、FWルーカス・ポドルスキ、DFトーマス・フェルマーレン、MFセルジ・サンペールらとともに天皇杯を制し、神戸に初タイトルをもたらすことに。今シーズンはキャプテンも務めたが、負傷の影響などもあり出遅れ。チームは首位を快走している中で、ここまでJ1で3試合、YBCルヴァンカップで2試合に出場も、5試合で85分間のプレーに終わっていた。
Jリーグで通算6年目のシーズンに。今シーズン終了までの契約だったが、シーズン終了を待たずに退団することとなった。
なお、最終戦は7月1日(土)に行われる第19節の北海道コンサドーレ札幌戦が最後の試合となる。
【動画】アンドレス・イニエスタ、ヴィッセル神戸退団会見