★J2最下位の大宮が名古屋でもプレーした元ポーランド代表FWシュヴィルツォクを完全移籍で獲得、名古屋時代にドーピング違反疑惑も疑い晴れる

Getty Images
大宮アルディージャは6日、ポーランドのザグウェンビェ・ルビンから元ポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(30)が完全移籍で加入することを発表した。

背番号は「10」となり、入国日は調整中とのことだ。

記事全文

大宮アルディージャは6日、ポーランドのザグウェンビェ・ルビンから元ポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(30)が完全移籍で加入することを発表した。

背番号は「10」となり、入国日は調整中とのことだ。

シュヴィルツォクはクラブを通じてコメントしている。

「大宮アルディージャのファン・サポーターの皆さま、初めまして。新たなストライカーのヤクブ・シュヴィルツォクです。再び日本のリーグでプレーする機会を与えていただき、とても光栄に思っています」

「困難な状況に立ち向かい、チームを上位に導くために、ストライカーとしてゴールを奪い、全力で戦うことをお約束します。また大宮アルディージャを日本を代表する魅力ある強いクラブにしていきたいです。そのためにも共に団結し、クラブの目標を達成するために、チームの一員として成長していきたいと思っています」

「ファン・サポーターの皆さまの熱いサポートを感じながら、一丸となってチームを勝利に導くことを心から楽しみにしています! スタジアムで会いましょう!」」

ポーランド代表としてもプレーしたシュヴィルツォクは、ポーランドのポロニア・ビトムで2011年7月にキャリアをスタート。2012年1月にはドイツのカイザースラウテルンへと完全移籍したが、2012年7月にレンタル移籍でポーランドのピアスト・グリヴィツェへレンタル移籍を経験。その後、カイザースラウテルンに戻ると、ザヴィシャ・ブィドゴシュチュ、グールニク・ウェンチナ、GKSティヒ、ザグウェンビェ・ルビンとポーランド国内を転々とすると、ブルガリアのルドゴレツへと完全移籍。再び、ピアスト・グリヴィツェへ完全移籍し、2021年7月に名古屋グランパスへ完全移籍で加入した。

名古屋では、2021シーズンの明治安田生命J1リーグで14試合7得点、YBCルヴァンカップで3試合1得点、天皇杯で2試合1得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で2試合3得点を記録。2022シーズンはエースとしての働きが期待された中、2021年12月10日にアジアサッカー連盟(AFC)の規律・倫理委員会にて、ドーピング違反疑惑が指摘された。

2021年10月17日に行われたACL準々決勝の浦項スティーラース(韓国)との試合で行われたドーピング検査で、A検体から禁止物質が検出。シュヴィルツォクはB検体の検査結果が出るまで2022シーズンのプレーが禁止されていたが、B検体からも禁止物質が検出。AFCからは4年間の活動禁止処分が下されていたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴し異議が認められ、ザグウェンビェ・ルビンへと移籍。2022-23シーズンはエクストラクラサ(ポーランド1部)で5試合プレーしていた。

大宮は現在J2で最下位に位置。5日に行われた第24節のジェフユナイテッド千葉戦では、16試合ぶりに勝利を収め、今季5勝目を記録。ここからの巻き返しでJ2残留を目指す中で、大きな補強となった。

2023年7月6日(木)14:40

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
大宮退団の元ポーランド代表FWシュヴィルツォクの新天地が決定、母国クラブのシロンスク・ヴロツワフに加入
J3首位の大宮、10番つけた元ポーランド代表FWシュヴィルツォクが契約満了で退団…リーグ戦4試合2得点
無敗続く首位・大宮が今治との上位対決で大勝! ドロー決着の相模原は暫定6位浮上【明治安田J3第11節】
「祭り女子」「めっちゃカワイイ」仲田歩夢が大宮の祭りに参加、珍しい法被姿が話題!隣には様になる2人の助っ人も「最高の写真」
「すごくムカついて…」J2最下位で苦しむ大宮のOB・渡邉大剛氏、「大宮もう無理ですよね」と初対面の人に言われ怒りを覚えるも古巣を信頼「見返したれ!」
戻る
© livedoor