13日(現地時間12日)、北中米ワールドカップ(W杯)南米予選第2節の5試合が行われた。
9月からスタートした南米予選。第1節ではブラジル代表やアルゼンチン代表、ウルグアイ代表、コロンビア代表が勝利を収めていた。
W杯王者のアルゼンチンは、ボリビア代表とアウェイで対戦。苦しい戦いを強いられるアウェイゲームだったが、リオネル・メッシは不在となった。
それでも試合はアルゼンチンが優勢に進め、31分にはボックス右からのアンヘル・ディ・マリアの低空クロスを飛び込んだエンソ・フェルナンデスが合わせてアルゼンチンが先制する。
先制を許したボリビアだったが、39分にはアクシデント。ドリブルで突破しようとしたロベルト・フェルナンデスが、クリスティアン・ロメロを抜こうとした際に足を踏みイエローカード。2枚目で退場となる。
数的優位に立ったアルゼンチンは42分に、遠目のFKからディ・マリアがゴール前にクロスを送ると、マークを外したニコラス・タグリアフィコがヘディングで合わせて追加点を奪う。
さらに、83分にはボックス手前で相手からボールを奪うと、最後はニコラス・ゴンサレスが決めてダメ押し。0-3で快勝を収めた。
初戦で5ゴールを奪う快勝劇を見せたブラジルは、アウェイでペルー代表と対戦。しかし、アウェイゲームでは攻め込んでいくもなかなかゴールが生まれない。
VARチェックによるゴールの取り消しが2度もあるなど、ゴールレスのまま試合終盤へ。また、ペルーの粘り強い守備の前にゴールが遠く、第2節にして勝利がないかと思われた。
それでも迎えた90分、左CKを獲得したブラジルはネイマールがクロス。これをニアサイドに飛び込んだ昨季までのチームメイトであるマルキーニョスがヘッド。文句なしのゴールとなり、土壇場のゴールで0-1と勝利を収め連勝を飾った。
その他、エクアドル代表はウルグアイに勝利し予選初勝利。ベネズエラ代表もパラグアイに勝利して初勝利を収めていた。なお、チリ代表とコロンビアの一戦は引き分けに終わった。
予選連勝スタートはアルゼンチンとブラジルのみ。6チームに加え、大陸間プレーオフで1チームが出場可能な南米予選は、混戦が続きそうだ。
◆北中米W杯南米予選第2節
▽9/12
ボリビア代表 0-3 アルゼンチン代表
エクアドル代表 2-1 ウルグアイ代表
ベネズエラ代表 1-0 パラグアイ代表
チリ代表 0-0 コロンビア代表
ペルー代表 0-1 ブラジル代表
◆順位表
1位:ブラジル代表 | 6pt/+5
2位:アルゼンチン代表 | 6pt/+4
3位:コロンビア代表 | 4pt/+1
4位:ウルグアイ代表 | 3pt/+1
5位:ベネズエラ代表 | 3pt/0
6位:パラグアイ代表 | 1pt/-1
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7位:ペルー代表 | 1pt/-1
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8位:チリ代表 | 1pt/-2
9位:エクアドル代表 | 0pt/0
10位:ボリビア代表 | 0pt/-7
【動画】歓喜爆発!土壇場の決勝弾でブラジルが連勝スタート!