★「心から支持する」疑惑のゴールにアーセナルが声明、VAR判定に怒りぶちまけたアルテタ監督を支持

Getty Images
アーセナルは5日、VARのジャッジミスに関する声明を発表した。

4日、プレミアリーグ第11節でアーセナルはニューカッスル・ユナイテッドとアウェイで対戦した。

記事全文

アーセナルは5日、VARのジャッジミスに関する声明を発表した。

4日、プレミアリーグ第11節でアーセナルはニューカッスル・ユナイテッドとアウェイで対戦した。

今季のプレミアリーグで無敗を維持し、優勝争いをしているアーセナル。ニューカッスル戦ではなかなかゴールを奪えない苦しい展開となる中、63分に問題のシーンが生まれる。

ニューカッスルがカウンターを仕掛けるも、クロスは流れて失敗。しかし、ラインギリギリでジョー・ウィロックが残すと、そのまま持ち込みクロス。これをファーサイドでジョエリントンがヘディングすると、こぼれ球をアンソニー・ゴードンが詰めてゴール。これが決勝点となり、1-0でニューカッスルが勝利し、アーセナルは初黒星となった。

しかし、このシーンは3つの場面でVARチェックが行われ、1つはウィロックが残したボールがラインを割っていないか、もう1つはジョエリントンのガブリエウ・マガリャンイスへのファウル、そしてゴードンのオフサイドだ。

ウィロックのライン際のプレーはかなり怪しいものであり、何よりもジョエリントンはガブリエウの頭を押す行為、そしてGKダビド・ラヤが飛び出したことで、オフサイドラインが変わっているならばゴードンは完全にオフサイドポジションということ。大きな物議を醸すゴールとなり、試合後にミケル・アルテタ監督はこの判定を「恥ずべきことだ」と糾弾していた。

昨シーズンを含め、今シーズンもVARのジャッジミスが多発するプレミアリーグ。特に、人的ミスがほとんどであり、審判団の信頼がかなり薄れている状況だ。

アーセナルはこの件についてクラブとして声明を発表。アルテタ監督の発言を支持するとした。

「アーセナル・フットボール・クラブは、土曜日の夜にさらに容認できないジャッジとVARのミスがあったことを受け、ミケル・アルテタの試合後のコメントを心から支持する」

「また、セント・ジェームズ・パークでの選手や遠征したサポーターの多大なる努力とパフォーマンスにも敬意を表したい」

「プレミアリーグは、最高の選手、監督、サポーターが揃う世界最高のリーグであり、彼らは皆、より良い評価を受けるに値する。PGMOL(プレミアリーグのプロ審判協会)は早急に職務執行の基準に対処し、過去を振り返った分析、説明の試み、謝罪から我々全員を前進させる行動に焦点を当てる必要がある」

「我々はハワード・ウェブ氏の継続的な取り組みをサポートし、リーグが要求するワールドクラスの審判基準を達成するために協力することを歓迎する」

今シーズンだけでも、マンチェスター・シティvsフルアムではオフサイドの見逃しがありシティのゴールが認められる事案、さらにトッテナムvsリバプールではオフサイドの判定となったものの、VARチェックでオンサイドであったことを確認。ただ、VARと主審の意思疎通が失敗し、まさかのノーゴールで試合が再開するというとんでも無い事件が起きていた。

また、アーセナルは昨シーズンのブレントフォード戦でオフサイドの見逃しで被害を受け、勝ち点を取りこぼした過去もある。

PGMOLのチーフを務めるウェブ氏も謝罪を繰り返すものの、VARのミスは相次ぐ状況。今回のジャッジについてもどのような見解が示されるかは注目だ。


【動画】これはゴールなのか?怒り爆発、3つの事象が全て微妙な判定に





2023年11月5日(日)23:15

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
浦和戦4発快勝! ニューカッスル指揮官「今の状態を試す意味でも非常に良い試合」…埼スタに集ったサポーターにも感謝
イサク、トナーリ、ブルーノ・ギマランイスも! ニューカッスルの来日メンバーが発表!
多くの負傷者抱えるニューカッスル…指揮官は2選手のシーズン絶望を明言
ニューカッスルにまたも…指揮官がジョエリントンの最低6週間離脱を明かす「本当に大きな打撃だ」
FAが「恥ずかしい」発言を告発したアルテタ監督、処分なしが確定…特別視して告発したFAにも問題が
戻る
© livedoor