19日、アジアカップ2023グループD第2節のイラク代表vs日本代表がエデュケーション・シティ・スタジアムで行われ、日本は1-2で敗れた。
超WSの選手採点と寸評は以下の通り。
▽日本代表採点[4-2-3-1]
©️超ワールドサッカー
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし
GK
23 鈴木彩艶 5.0
パンチングの選択を咎める必要はないが、結果的に2戦続けて弾いた先に相手選手が…
DF
2 菅原由勢 4.5
前半総じて守備で手を焼いた。アハメド・ヤヒヤ・アル・ハッジャージに突破を許し、2失点目を献上。後半早々もあわやのシーン
4 板倉滉 5.0
相手FWとのバトルではそこまで劣っていたわけではないが、被先制時の距離間には疑問が残る
3 谷口彰悟 5.0
屈強なFW、スピードのあるアタッカーと、タイプの異なるイラク前線に後手を踏み、前半のみで交代
(→22 冨安健洋 5.5)
後半頭から出場。カウンターに苦しむ中でも、果敢な攻撃参加を披露
21 伊藤洋輝 5.0
攻め上がりの感覚は良かっただけに、クロスがどれか1つでも合えば…。2失点目はマーク付き切れず
MF
5 守田英正 5.0
ポゼッション時に最終ラインまで落ちる必要なし。被先制時はボールの行方に気を取られ過ぎたか
(→17 旗手怜央 6.0)
投入時の[4-3-3]へのシステム変更で、インサイドハーフに。劇的な変化は起こせなかったが、CKで遠藤のゴールをお膳立て
6 遠藤航 6.0
苦しい中で1点を返したヘディングはさすが。非はまったくないが、キャプテンとして失点の時間帯を受け止める必要があるか
8 南野拓実 5.0
立ち上がりの横パスミスから悪い流れに。流れての連携からは好機もあっただけに、戦術とはいえ中央へこだわり過ぎでは
20 久保建英 5.5
前半はトップ下、後半は右へ。キープ力、ドリブルで輝きを放つも、チーム全体の組み立て難でボールタッチは限定的
(→10 堂安律 5.5)
投入直後の直接FKは惜しかったが、流れを変えるまでには至らず。後半ATのフィニッシュは枠に飛ばしたかった
14 伊東純也 6.0
相変わらずのキレ。右でも左でも相手の脅威に
(→25 前田大然 5.5)
83分のヘディングは枠を捉えられず。相手が引いた状況では得意のスピードを生かす場面がない
FW
11 浅野琢磨 5.0
32分のシュート選択が後に響くことに…後半もPKをもらえず見せ場少なく交代
(→9 上田綺世 5.0)
相手が引いて構えたこともあり、プレー機会そのものが乏しかった
監督
森保一 4.5
終始相手にペースを握られ、交代策も機能せず。完敗といっていい内容で連勝は「10」でストップ
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ヘスス・カサス・ガルシア監督(イラク)
先発起用のアイメン・フセインが殊勲の2ゴール。序盤の攻勢で先制パンチを浴びせ、後半途中からは5バック変更と、メッセージ性のある交代策を含めてプラン完遂。最後は追い込まれたが選手たちは大声援を受けてやり切った。
イラク代表 2-1 日本代表
【イラク】
アイメン・フセイン(5分、45+4分)
【日本】
遠藤航(90+3分)
【動画】遠藤航がCKをヘッドで合わせ一矢報いる…