アンデルレヒトへ加入したFW後藤啓介の研鑽が続いている。
昨年11月末にジュビロ磐田からアンデルレヒトへの期限付き移籍が発表された後藤。現在は、ベルギー2部に属するアンデルレヒトのアンダーカテゴリーチーム、RSCAフューチャーズに所属し、1月12日のデビュー戦では即ゴールという結果を残した。
以降も4試合連続でセンターフォワードとして先発が続く後藤は、7日の第18節延期分、RFCリエージュ戦にて20分にアシストを記録。ミドルシュートのこぼれ球にいち早く反応すると、マイナスの折り返しでアントワーヌ・コラシンのゴールをお膳立てした。
パスを引き出す姿勢を持ちつつ、最終ラインを気にしながらセカンドボールも狙う意識も高く、冷静な状況判断も光る。もちろん、5分のシュートのように、自ら果敢に狙う積極性も失っていない。
試合は1-1の引き分けに終わったものの、18歳の若武者は着実に経験値を積み上げている。
【動画】後藤啓介がセカンドボールにいち早く反応し、ゴールをお膳立て