12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでポルトをPK戦の末に下し、ベスト8進出を決めたアーセナル。試合後の一幕が感動的だと話題だ。
敵地での1stレグを1-0と落としていたアーセナル。レアンドロ・トロサールのゴールで2戦合計スコアで同点に追いつくも、勝ち越すまではいかず。PK戦に突入すると、GKダビド・ラヤのセーブもあり、14年ぶりのベスト8進出を決めていた。
PK戦の後、激闘を制し喜びを爆発させるアーセナルの選手たち。その中で控えのイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが殊勲のラヤに歩み寄り、強くハグを交わす場面があった。
昨シーズンまでアーセナルの正守護神だったラムズデールだが、ラヤが加入したことでポジションを奪われる形に。ポルト戦でもベンチスタートだったラムズデールに出番が訪れることはなかった。
それでも、マイナスの感情を一切見せることなく、チームを勝利に導いたラヤとハグをするラムズデールの笑顔には心打たれるものがある。その光景には、ファンも「泣いてしまう」、「めっちゃいいやつ」、「美しい関係」、「これは泣いていいよね?」と感動している。
プレミアリーグでも優勝争いを続け、CLでもベスト8進出を決めたミケル・アルテタ監督率いるチーム。選手たちもしっかりと団結しているようだ。
【動画】ファンを感動させたアーセナルの控えGKラムズデールの振る舞い