21日、オランダでKNVBベーカーの決勝が行われ、フェイエノールトとNECナイメヘンが対戦。1-0でフェイエノールトが勝利し、見事カップ戦を制した。
フェイエノールトはこれが14回目の優勝。2017-18シーズン以来6シーズンぶりの優勝となった。
エールディビジで2位につけるフェイエノールトと、6位につけるNECの対戦。共に日本人選手を擁しており、フェイエノールトの日本代表FW上田綺世はベンチスタート。NECの日本代表FW小川航基とMF佐野航大は共に先発出場した。
試合は上位対決らしくハイレベルな戦いに。NECは29分に縦パスをボックス内で受けた小川がフリックする形になると、チャロン・チェリーが豪快に蹴り込み先制かと思われた。しかし、これはチェリーがオフサイドポジションにいたため、ゴールは認められない。
ゴールが生まれないまま後半に入ると、59分にスコアが動く。
フェイエノールトはカルヴァン・ステングスがスルーパスを出すと、ボックスない右で受けたサンティアゴ・ヒメネスが反転して折り返し、最後はイゴール・パイシャオンがダイレクトシュート。右ポストを叩いたボールがラインを越えて先制となった。
先制ゴールにはパブリックビューイング会場も大きく沸き上がり、熱狂を生んだ中、70分には右サイドのFKからパイシャオンが詰めるもこれはオフサイドで取り消しとなる。
フェイエノールトは73分にヤンクバ・ミンテが2枚目のイエローカードをもらい退場に。20分程度を数的不利な状況で戦うことに。上田は75分から途中出場すると、チームはそのまま逃げ切り見事に1-0で勝利。カップ王者に輝いた。
【動画】フェイエノールトがカップ制覇!NECナイメヘンとの戦いを制する
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