★「目の前に集中して優勝するだけ」日本を支える主将・藤田譲瑠チマ、無失点ウズベキスタンを警戒も「トロフィーを勝ち取りたい」

Getty Images
U-23日本代表のキャプテンを務めるMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)が、U-23ウズベキスタン代表戦に向けて意気込みを語った。

パリ・オリンピック出場を目指していたU-23日本代表。

記事全文

U-23日本代表のキャプテンを務めるMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)が、U-23ウズベキスタン代表戦に向けて意気込みを語った。

パリ・オリンピック出場を目指していたU-23日本代表。AFC U23アジアカップでは厳しい戦いが予想された中で順調に勝ち上がると、準決勝ではU-23イラク代表と対戦。2-0で勝利を収め、8大会連続12度目のオリンピック出場権を獲得した。

最低限の目標を達成した日本。次なる目標はアジア王者。決勝では、U-23ウズベキスタン代表との対戦を控えている。

試合を前に記者会見に出席した藤田は、改めて良い戦いをしたいと意気込みを語った。

「ラスト1試合なので、自分たちは良い準備をして、優勝するために頑張れればと思います」

この戦いの結果はパリ・オリンピックのグループ分けにも影響。勝って優勝すればグループDに入り、パラグアイ、マリ、イスラエルと同居。負けて2位になるとスペイン、エジプト、ドミニカと同じグループCに入ることとなる。

藤田は「そんなに意識していなく、この大会にしか集中していなかったので、そもそもそういうシステムがあること自体を初めて知りました」と、全く意識がなかったとし、「自分たちにできることは目の前に集中して優勝するだけなので、そこは揺るぎなく頑張りたいと思います」と、どうであれ優勝を目指すことには変わりないとした。

その日本は2年前の同大会で準々決勝でウズベキスタンと対戦し、2-0で完敗、力の差を見せつけられていた。

藤田は「彼らは良いフィジカル、良いテクニックを持っていて、2年前はあまり良いプレーができず、タフな試合だったことを覚えています」と当時を回想。「今大会は彼らは調子が良く、ゴールを与えていません。明日はタフなゲームになると思いますし、チャンスを作ってゴールを決めることも簡単ではありません。ただ、ベストを尽くして、タイトルとトロフィーを勝ち取りたいです」と、ウズベキスタンのパフォーマンスを警戒しながらも、優勝したいと意気込んだ。

その藤田はキャプテンとして大会に臨み、初戦のU-23中国代表戦、そして準決勝のU-23イラク代表戦ではコイントスでエンドを変えていた。

その点について問われた藤田は、「1戦目は(小久保玲央)ブライアンが太陽が眩しい可能性があると言っていたから変えました」と理由を明かしたが、イラク戦は意外な事実が。「前回はこのままのピッチでと伝えたつもりだったんですが、審判が勝手に陣地を変えて自分もびっくりしました」と、藤田自身も驚いたという珍エピソードを明かした。

勝てば2度目のアジア王者。日本vsウズベキスタンは3日の24時30分キックオフ。NHKとDAZNで生中継される。

2024年5月2日(木)23:50

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
伊藤敦樹が弾丸シュートでベルギー初ゴール 現地メディアも「ヘントでの初ゴールは重要なものに」と評価
日本代表スタメン発表! ターンオーバーで中国戦は5名変更、伊東純也&中村敬斗のランスコンビや久保建英がスタメン【2026W杯アジア最終予選】
日本代表スタメン発表! インドネシア戦1トップは小川航基、3バックの一角に橋岡大樹が入る【2026W杯アジア最終予選】
町田が東京V下部組織育ちの産業能率大学GKカウン・ゼン・マラの加入内定を発表「日本を代表するGKになります」
日本代表、中国代表戦の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介
戻る
© livedoor