★「これがサッカー」来日中のジーコ氏、3点差追いつかれての東京V戦のドローを振り返る「鹿島は絶好のチャンスを逃してしまった」

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鹿島アントラーズのOBであり、クラブアドバイザーを務める元ブラジル代表MFのジーコ氏が、東京ヴェルディ戦について振り返った。

現役時代は“白いペレ”とブラジルのレジェンドであるペレ氏にまつわる異名を持ち、FKの名手としても知られたジーコ氏。

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鹿島アントラーズのOBであり、クラブアドバイザーを務める元ブラジル代表MFのジーコ氏が、東京ヴェルディ戦について振り返った。

現役時代は“白いペレ”とブラジルのレジェンドであるペレ氏にまつわる異名を持ち、FKの名手としても知られたジーコ氏。現役最後には住友金属サッカー部に加入。鹿島の一員としてJリーグで2シーズンプレーした。

その後、日本代表監督を務めるなどしたジーコ氏は、今年も来日。12日に県立鹿島サッカースタジアムで行われた明治安田J1リーグ第13節の東京V戦に合わせて来日。試合をスタジアムで観戦した。

オリジナル10同士の対決となったこの一戦。16年ぶりにJ1に復帰した東京Vと、一度も降格したことがない鹿島の戦いは、前半から鹿島が圧倒。5分に鈴木優磨、8分に名古新太郎が連続ゴールを決めると、50分には植田直通もゴール。3-0と大きなリードを奪う。

“常勝軍団”とも言われながら、近年はタイトルから遠ざかっている鹿島。ホームゲームで3点のリードで首位に近づく白星かと思われたが、今シーズンのここまで驚異的な粘りを見せている東京Vが逆襲。69分に1点を返すと、81分に2点目。そして後半アディショナルタイム3分には3点目を奪われ、試合は3-3のドローに終わった。

まさかの結末に終わった鹿島。勝っていれば、首位に勝ち点差1位と迫るところだったが、粘りに負けてドロー。ジーコ氏は自身のインスタグラムを更新し、試合を振り返った。

「首位に迫ることができたはずのこの日、鹿島は絶好のチャンスを逃してしまった」

「ヴェルディを3-0でリードし、さらにスコアを伸ばすチャンスもあったのに、後半20分間で3-3の同点ゴールを許してしまったのだ。これがサッカーだ」

まさかの3点差を追いつかれてのドロー。懐かしの東京Vとの対戦が、悪夢となってしまった。

また、試合前にはかつて対戦もしたラモス瑠偉氏とも再会。「ラモス瑠偉に会い、Jリーグでの私たちの始まりと、サッカーがまだアマチュアだった頃の私たちの来日について回想した」と、トークショーでの一時を回想した。

【写真】鹿島vs東京Vを観戦したジーコ氏、ラモス瑠偉氏との2ショットも



2024年5月12日(日)23:12

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