シャルルロワに所属するMF森岡亮太(33)が、クラブでのラストマッチを終えた。
ヴィッセル神戸から2016年1月に海を渡り、ポーランドのシロンスク・ヴロツワフに完全移籍した森岡。2017年7月にはベルギーのベフェレンに完全移籍。そのおg、アンデルレヒトへ完全移籍すると、2019年1月にシャルルロワにレンタル移籍。同年7月に完全移籍した。
シャルルロワに完全移籍してから5シーズン目を迎えた森岡。しかし、細かいケガなどの影響もありコンディションが整わず、今シーズンはジュピラー・プロ・リーグで20試合に出場も902分の出場に終わり、プレーオフでも3試合に出場。契約満了をもって退団することとなった。
シャルルロワでは160試合に出場し19ゴール32アシストを記録。長年チームの中心としてプレーしたものの、契約延長とはならなかった。
森岡はベルギー『Sudinfo.be』のインタビューに応じており、今回の退団について言及。今季は満足していないとし、退団も理解できると語った。
「クラブとは合意に達したけど、それについて話して良いのかもわからない…経営陣の決定を受け入れました。僕自身、自分のシーズンには満足していなかったですし、もう若くないです」
「もし自分が素晴らしいシーズンを過ごし、プレータイムが多かったとしたら、イライラしていたと思います。でも、これは理解できます」
それでもキャリアは続いていく森岡。コンディションの問題があるとしながらも、ヨーロッパに残るか、または日本に戻るかの二択で迷っているとした。
「僕はヨーロッパに残りたいと思っていますが、僕のコンディションがキャリアを追求するのには理想的ではないことは認識しています。痛みやケガがなければプレーすることはできません。こんなシーズンは絶対に2度と見たくないです」
「もう1つの可能性は、日本に戻ってフィジカルトレーナーを佐賀市、僕の身体能力を全て回復させてもらうことです。その後日本のクラブでプレーすることになるでしょう」
「僕はこの2つの選択肢で迷っています。僕はトレーナーと関係を取り戻したいと思っていますが、ヨーロッパに住んでいます」
かつては日本代表としてもプレーした森岡。J1では113試合12ゴールを記録しているが、夏に日本復帰はあるのか注目だ。
【写真】森岡亮太が別れ「全ての人に感謝」