★傑出した対人能力有するアルバニアの壁/ベラト・ディムスティ(アルバニア代表)【ユーロ2024】
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14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。
今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
■アルバニア代表
出場回数:2大会ぶり2回目
最高成績:グループリーグ敗退(2016)
ユーロ2020結果:予選敗退
予選結果:グループE・1位
監督:シウヴィーニョ
◆注目選手
DFベラト・ディムスティ(アタランタ)
1993年2月19日(31歳)
ヨーロッパリーグ(EL)制覇にも貢献したアルバニアのディフェンスリーダー。2大会ぶり2度目の本大会参戦となるアルバニアは、スペイン、イタリア、クロアチアと同居した激戦区のグループステージにおいてはアウトサイダーの扱いとなる。ただ、予選ではチェコ、ポーランドを退けて首位通過を成し遂げており、今大会のサプライズ候補としての役割も期待されるところだ。
中盤や前線にはブロヤやアスラニと4大リーグのビッグクラブで活躍する期待の若手もいるが、やはり今大会で最も重要な選手はディフェンスリーダーとキャプテンを担う31歳DFだ。
生まれ故郷のチューリッヒから2016年にアタランタ入りした190cmのセンターバックは、同時期に指揮官に就任したガスペリーニ監督の薫陶を受け、2018-19シーズン以降は3バックの主力に定着。恵まれた体躯を活かした空中戦、読みと機動力を武器にマンツーマンのスペシャリストとして活躍。ほぼフル稼働した今シーズンはアタランタのEL制覇とセリエA4位フィニッシュに貢献した。
[4-2-3-1]をメインシステムとする代表ではガスペリーニのチームとは異なる役割を担うが、傑出した対人守備とベテランらしい統率力を武器に、前述のユーロ予選では8試合4失点の堅守を支えた。いずれも格上との対戦となるグループステージでも多士済々の相手アタッカー陣をしっかりと封じ込めたい。
◆試合日程
▽6月15日(土)
《28:00》
【B】イタリア代表 vs アルバニア代表
▽6月19日(水)
《22:00》
【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表
▽6月24日(月)
《25:00》
【B】アルバニア代表 vs スペイン代表
◆招集メンバー
GK
1.エトリト・ベリシャ(エンポリ/イタリア)
12.エルハン・カストラティ(チッタデッラ/イタリア)
23.トーマス・ストラコシャ(ブレントフォード/イングランド)
DF
2.イバン・バジウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン)
3.マリオ・ミタイ(ロコモティフ・モスクワ/ロシア)
4.エルセイド・ヒサイ(ラツィオ/イタリア)
5.アルリンド・アイエティ(CFRクルージュ/ルーマニア)
6.ベラト・ディムスティ(アタランタ/イタリア)
13.エネア・ミハイ(ファマリカン/ポルトガル)
18.アルディアン・イスマイリ(エンポリ/イタリア)
24.マラシュ・クンブラ(サッスオーロ/イタリア)
25.ナセル・アリイ(FCヴォルンタリ/ルーマニア)
MF
8.クラウス・ギャスラ(ダルムシュタット/ドイツ)
10.ネディム・バイラミ(サッスオーロ/イタリア)
14.カジム・ラチ(スパルタ・プラハ/チェコ)
16.メドン・ベリシャ(レッチェ/イタリア)
17.エルネスト・ムチ(ベシクタシュ/トルコ)
20.イルベル・ラマダニ(レッチェ/イタリア)
21.クリスティアン・アスラニ(インテル/イタリア)
22.アミル・アブラシ(グラスホッパー/スイス)
FW
7.レイ・マナイ(スィヴァススポル/トルコ)
9.ジャシル・アサニ(光州FC/韓国)
11.アルマンド・ブロヤ(フルアム/イングランド)
15.タウラン・セフェリ(バニーヤース/UAE)
19.ミルリンド・ダク(ルビン・カザン/ロシア)
26.アルベール・ホッジャ(ディナモ・ザグレブ/クロアチア)
2024年6月15日(土)21:30