アルバニア代表のシウヴィーニョ監督が、クロアチア代表との激闘を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。
19日、ユーロ2024グループB第2節でアルバニアはクロアチアと対戦。初戦は共に黒星スタートとなっただけに、なんとか勝ち点が欲しいところだった。
下馬評ではクロアチアが優勢とみられたが、試合は11分にカジム・ラチのゴールでアルバニアが先制。クロアチアの攻撃をしっかりと封じて時間を過ごしていく。
攻めあぐねていたクロアチアをしっかりと押さえていたが、74分にアンドレイ・クラマリッチに1点を返されると、そのまま押し切られオウンゴールを許し逆転されることに。掴みかけていた勝ち点を落とすかと思われたが、アディショナルに入り猛攻を仕掛けると95分にクラウス・ギャスラがネットを揺らし、2-2のドロー。勝ち点1を分け合う形となった。
シウヴィーニョ監督は試合後、対戦相手のクロアチアをリスペクト。最後は引き分けに値したと激闘を振り返った。
「まずは相手チームをリスペクトしなければいけない。クロアチアはここ数年、本当に調子が良かった。彼らには信じられない選手たちがいる」
「試合全体を分析するのは難しい。前半は本当に上手くやっていたが、後半は15〜20分以上苦戦した。ただ、試合の終わりには引き分けに値したと思う」
ポイントとなったのは後半。選手交代も上手くいったとし、終盤にアルマンド・ブロヤとミルリンド・ダクの起用で迷ったが、決断は間違っていなかったとした。
「試合を振り返る必要があるが、後半で大きく変わった。選手交代は上手くいったと思う。例えば、最後の10分で、ブロヤとダクを選ばなければならなかったが、ダクを選ぶことにした。彼の方が強く、より闘えるからだ。一方で、ブロヤはスペースを必要とする」
「試合全体を分析することは非常に難しいが、最後の数分で試合に勝つチャンスがあった。もっと時間があれば、よりやれたと感じている」
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