★「課題が多かった」トレーニングマッチを終えた長野風花、始動からハードな日々が続く中で「チームとして積み上げていければ」と意気込む

パリ・オリンピックに向けて始動しているなでしこジャパンは10日、ヴィアマテラス宮崎とのトレーニングマッチを行った。

8日からトレーニングキャンプをスタートさせたなでしこジャパン。

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パリ・オリンピックに向けて始動しているなでしこジャパンは10日、ヴィアマテラス宮崎とのトレーニングマッチを行った。

8日からトレーニングキャンプをスタートさせたなでしこジャパン。酷暑が続く中、初日からハードなトレーニングを繰り返し、フィジカル面で追い込んでいった。

そんな中、キャンプ3日にはトレーニングマッチを実施。30分×3本の変則的な形で行われた中、選手の組み合わせを変えて臨んだ。

試合は1-0、3-0、1-0と合計5-0で勝利したなでしこジャパン。MF長野風花(リバプール)は2本目と3本目の60分間プレーした。

攻守に動いた長野。「私たちは始動してに3日目での試合ということで、テーマはチームとしても動き続けるというところと、試合勘を戻すというところでした」とコメント。「みんな始動してからハードにやってきたので、ケガなく終われたことは良かったと思います」と、まずは無事にトレーニングマッチを終えられて良かったとした。

押し込まれる時間は長かった中、「全てが上手くいく訳ではないですが、チームとして足が止まってしまう場面だったり、プレーが単発になったりというのは、疲れもあるとは思いますが、ガーナ戦を含めて時間があるので、チームとして積み上げていければと思います」とコメント。残りの時間でしっかりと積み上げたいとした。

長野は試合の課題についても言及。「正直、もうちょっと自分たちが意図した形の得点や、どこでスイッチを入れて守備をしてボールを奪い切るとかは、ちょっと曖昧というか、みんなが迷いながらというシーンもありました。ガーナ戦に向けて課題として、残り2日で詰めていきたいです」と、13日のガーナ女子代表戦までしっかりと擦り合わせたいという。

自身のプレーでも課題感を口にした長野。「自分との戦いというか、守備で戻るところ、攻撃に関わる、一歩足を出すというのは、もうちょっと自分もやっていかないといけないです。思ったよりできたというよりは、課題が多かったです」と、まだまだ上げる必要があるとした。

それでも本番まではあまり時間もない。「昨日も一昨日もかなりハードな練習をしているので、疲労もありつつ、体を動かさないといけないです。若干のキツさはありましたけど、この暑さに慣れるためにプッシュしていきたいです」と、しっかりと本番まで整えていきたいとした。

2024年7月10日(水)23:30

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