★スパーズがS・ランスのリチャードソンに関心…パリ五輪でベスト4進出
トッテナムがスタッド・ランスのモロッコ代表MFアミル・リチャードソン(22)に関心を示しているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。
トッテナムがスタッド・ランスのモロッコ代表MFアミル・リチャードソン(22)に関心を示しているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。
現在、U-23モロッコ代表の一員としてパリ・オリンピックに参戦し、5日にU-23スペイン代表との準決勝に臨むリチャードソン。
その大型MFにはレスター・シティとエバートン、ウディネーゼといったクラブからの関心が伝えられていたが、新たにトッテナムというビッグクラブが獲得リストにその名前を加えたという。
現時点ではあくまで候補の一人という段階だが、ランスが要求する1000万ユーロ(約15億5000万円)の移籍金は問題なく支払える金額だけに、今後トップターゲットの獲得が困難となった場合にオプションとして獲得が検討される可能性は十分にありそうだ。
現役時代にNBAのニューヨーク・ニックスなどで活躍したマイケル・レイ・リチャードソンを父親に持つリチャードソン。その偉大な父とは異なり、幼少期からフットボールの才覚を示すと、生まれ故郷ニースの下部組織を経て加入したル・アーヴルでプロキャリアをスタートした。
2022年9月にランスへ完全移籍したが、ローンバックの形でル・アーヴルで引き続きプレーすると、中盤の主力としてリーグ・ドゥ優勝に貢献。個人としてもUNFP選出のチーム・オブ・ザ・シーズンに輝いた。
その活躍を引っ提げて正式加入したランス1年目は中盤の準主力としてリーグ・アン28試合3ゴール1アシストの数字を残した。
NBAで活躍した父親譲りの195cmの恵まれた体躯、アスリートの能力に加え、正確な左足のキックを活かした展開力、推進力を有するスケールの大きな22歳は、守備的MFとしてもボックス・トゥ・ボックスMFとしても豊かな伸びしろを残す。
2024年8月5日(月)15:45