ユベントスのU-21ベルギー代表FWサミュエル・ムバングラがデビュー戦から強烈なインパクトを残した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
19日、セリエA開幕節でコモと対戦したユベントス。新戦力のフランス代表MFケフラン・テュラムが先発したほか、リザーブチームの「Next Gen」に所属するムバングラが左ウイングのスタメンに抜擢された。
すると23分、左サイドでボールを持ったムバングラがカットイン。ゴール右下にシュートを決め、チアゴ・モッタ監督の起用に応えた。
その後は前半アディショナルタイムにアメリカ代表MFティモシー・ウェアが加点し、2点リードで折り返し。後半アディショナルタイムには、ムバングラのサイドチェンジからイタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾがシュートを突き刺し、ユベントスは新体制の公式戦初戦を3-0の快勝で終えた。
ファーストチームデビュー戦から主役となった20歳は、マン・オブ・ザ・マッチも獲得。セリエAでゴールを決めたユベントス史上初のベルギー人選手となり、セリエA史上最年少のベルギー人スコアラーにもなった。
試合後には「ゴールを決めた時は夢かと思った。ファンのみんなと一体となったスタジアムを感じるのは、信じられないほどの気分だ」とコメント。2020年夏に移籍金30万ユーロ(約4800万円)でアンデルレヒトからやってきた新星アタッカーは、モッタ・ユベントスのキーマンとなっていくのだろうか。
【動画】カットインシュートで勢いもたらす先制弾!20歳の新星ムバングラ