バルセロナからの関心も取り沙汰されるリバプールのU-19スペイン代表MFステファン・バイチェティッチ(19)だが、レッドブル・ザルツブルク行きで合意に至ったとのことだ。
昨シーズンはふくらはぎの負傷もあって、ほとんど試合には出場しなかったバイチェティッチ。
バルセロナからの関心も取り沙汰されるリバプールのU-19スペイン代表MFステファン・バイチェティッチ(19)だが、レッドブル・ザルツブルク行きで合意に至ったとのことだ。
昨シーズンはふくらはぎの負傷もあって、ほとんど試合には出場しなかったバイチェティッチ。プレミアリーグではわずか25分の出番に終わると、今シーズンも開幕からまだ一度もベンチ入りできていない。
アルネ・スロット監督が新たに就任したリバプールは6番のポジション補強に苦戦中だが、バイチェティッチを試す予定はなし。クラブは負荷の大きいプレミアリーグではなく、他リーグへレンタルすることで試合勘を取り戻すことを期待している。
そんな中で、バイチェティッチには昨シーズンまでリバプールでアシスタントコーチを務めていたペピン・リンダース監督率いるザルツブルクが接近。交渉は進行中だったが、そこへマルク・ベルナルが重傷を負い長期離脱となったバルセロナがローンでの獲得を打診してきたことで、判断が注目されていた。
しかし、イギリス『The Athletic』のデイビッド・オーンスタイン記者によると、リバプールとザルツブルクはバイチェティッチの1年レンタルで合意したとのこと。選手は29日にオーストリアへわたり、メディカルチェックを受ける予定となっている。
移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バルセロナはファイナンシャル・フェアプレーの問題によって交渉を進めることが困難だった様子。このまま余程のことがない限り、バイチェティッチのザルツブルク行きが決定する見込みだ。