ナポリのブラジル代表FWダビド・ネレスを悲劇が襲った。イタリア『コリエレ・デッラ・セーラ』が報じた。
今夏ベンフィカからナポリへ完全移籍した左利きアタッカーのネレス。デビュー戦となったセリエA第2節のボローニャ戦ですぐさまアシストを記録すると、8月31日に行われた第3節パルマ戦ではチームを逆転勝利に導く決勝アシストを見せた。
勝利の立役者となったネレスだが、待っていたのは恐怖の夜。試合後に妻とともにホテルへ向かうと、乗っていたバンに2人の強盗が近寄り、窓ガラスを割られた。
銃を突きつけられ、腕時計を渡すよう迫られたネレス。すぐさま行動に移し、強盗はバイクで逃走した。
すぐに警察に通報し、共にホテルへ向かうこととなったが、そこには何も知らないファンが。対応できなかったネレスの謝罪の意を、妻がインスタグラムに投稿している。
「ダビドは外で待っていたファンに謝罪したいと思っています。試合後、スタジアムを出ようとしたところ、バイクに乗った2人の男に車を破壊され、銃を突きつけられ、強盗されました」
幸いにもケガはなかったようだが、精神的なダメージは計り知れず。立ち直ってからの再びの活躍が期待される。
【動画】試合後に強盗被害…パルマ戦の後半ATで決勝アシストのネレス