★王者シティが唯一の開幕4連勝! 開始22秒の今季最速弾許すもハーランド2発で逆転勝利【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第4節、マンチェスター・シティvsブレントフォードが14日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが2-1で逆転勝利した。
中断前に行われたウェストハム戦をハーランドのハットトリックで3-1と勝利し、開幕3連勝を飾った王者シティ。
プレミアリーグ第4節、マンチェスター・シティvsブレントフォードが14日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが2-1で逆転勝利した。
中断前に行われたウェストハム戦をハーランドのハットトリックで3-1と勝利し、開幕3連勝を飾った王者シティ。週明けにチャンピオンズリーグのインテル戦を控える中、ブレントフォード相手に開幕4連勝を狙った。グアルディオラ監督は前節から先発4人を変更。ルベン・ディアス、グヴァルディオル、ドク、ベルナルド・シウバに代えてウォーカー、ストーンズ、ギュンドアン、サヴィオを起用。なお、友人の他界で欠場も伝えられたハーランドはスタメンに入った。
試合は電光石火のゴールからスタート。開始22秒、ブレントフォードがスムーズにボックス付近に運んで波状攻撃を仕掛けると、ルイス=ポッターのヘディングでの折り返しをGKエデルソンが何とかはじいたこぼれをゴール前のウィサが頭で押し込み、今季のプレミアリーグ最速ゴールが記録された。
代表戦明け特有の緩い入りとなったホームチームは以降もウィサとエンベウモの老獪な2トップの巧みな駆け引きに手を焼き、あわや2失点目というピンチを招く。また、持ち味のボールの循環や切り替えの精度を欠き、相手に主導権を握られる状況が続く。
それでも、徐々にデ・ブライネ、ギュンドアンを起点に押し返していくと、頼れるエースが魅せる。19分、ボックス付近での細かい繋ぎからデ・ブライネとDFが競ったこぼれがボックス右のハーランドの足元にこぼれると、鋭い右足の反転シュートがDFにディフレクトしてうまくコースが変わってゴール左隅に決まった。
ノルウェー代表の開幕4試合連続ゴールですぐさま追いついたシティは、直後にもデ・ブライネのミドルシュートでゴールに迫る。ただ、ブレントフォードも防戦一方の展開には持ち込ませず、ホームチームペースながら見応えのある攻防が繰り広げられていく。
だが、その展開の中でスコアを動かしたのは、やはりシティズンズが誇る怪物ストライカー。32分、GKエデルソンからの絶妙なフィードに反応したハーランドはDFに体をぶつけて前への推進力としてそのままボックス内に抜け出すと、GKとの一対一を難なく制した。
前半の内に逆転に成功したものの、格下相手に珍しくボール支配率で下回るなど、らしくないパフォーマンスも見受けられたシティ。すると、後半は1枚カードをもらっていたコバチッチ、リコ・ルイスを下げてロドリ、グヴァルディオルの主力を投入。
前半終盤のウィサの負傷交代の影響もあり、後半は70%近いボール支配率と共にきっちりゲームをコントロールしていく。
後半は相手に決定機はおろかシュートまで持ち込ませない圧倒ぶりを見せるが、なかなか試合を決める追加点が奪えない。60分を過ぎてグリーリッシュとサヴィオの両翼を起点に崩しの形を作り出すと、ここから再三の決定機を創出。しかし、グリーリッシュやウォーカー、ハーランドらの決定的なシュートはGKフレッケンのビッグセーブに阻まれる。
後半終盤にかけても攻勢を続けるシティは今季3度目のハットトリックが懸かるハーランドがボックス内で幾度となく決定機を迎えたが、左ポストやGKの好守に阻まれ続けた。その後、後半アディショナルタイムにはヤルモリュクに際どいシュートを打たれたが、これは枠の左に外れて事なきを得た。
そして、善戦のブレントフォードに苦戦を強いられたものの、ハーランドの2ゴールで逆転勝利のシティが唯一の開幕4連勝を達成した。
マンチェスター・シティ 2-1 ブレントフォード
【マンチェスター・シティ】
アーリング・ハーランド(前19、前32)
【ブレントフォード】
ヨアン・ウィサ(前1)
【動画】エデルソンのフィードからハーランドが逆転弾
2024年9月15日(日)1:17