★「失点したら、その後の立ち振る舞いが大事」ブレずに声がけを続けたGK鈴木彩艶「攻撃陣を信じました」

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第4節の日本代表vsオーストラリア代表が行われ、1-1ドロー決着。GK鈴木彩艶(パルマ・カルチョ)が試合を振り返った。

記事全文

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第4節の日本代表vsオーストラリア代表が行われ、1-1ドロー決着。GK鈴木彩艶(パルマ・カルチョ)が試合を振り返った。

試合は58分、豪州が日本DF谷口彰悟のオウンゴールで先制。対して日本は75分、途中出場の中村敬斗が左から切れ込み、バイタルエリアからクロス。豪州DFキャメロン・バージェスがクリアしきれず、ネットへ吸い込まれた。

互いにセンターバックのOGで1点を奪い、勝ち点1を分け合うことに。両者とも「勝ちたかったが、最低限の戦果は得た」という90分間だ。

ゴールマウスを守った22歳鈴木は試合を振り返り、「先に失点してしまいましたが、試合前からの共通認識として『失点した場合、そのあとの立ち振る舞いが大事だ』と。ピッチ内ではお互いへの声がけも続いていました」と回想。

「失点後は気持ちを割り切って、板倉(滉)選手とだったり、コミュニケーションをやめませんでした。とにかく次の失点だけはいけないんだと。失点がメンタル面で悪影響をもたらすことはありませんでした」

「攻撃陣には点を取れる選手がたくさんいるなか、彼らを信じて、複数失点だけはやらせないことを意識しました。結果的に勝ち点を拾うことができ、次に繋げられました」

失点シーンについては、流石に対応が難しそうだったが、それでも「予測することはできたと思います」と一言。

また、「ピッチコンディションがあまり良くなかった」と言い、クリアなどロングボールを蹴る際は「ワンタッチの場合は、とにかく面に当てることだけを意識した」とコメント。被シュートはほぼなかったが、GKならではのリスク管理があったことを明かした。

「3連勝して、ここで改めて最終予選は簡単ではないんだなと。試合後にGK3人(鈴木・谷晃生・大迫敬介)でもそうゆう話をしました。今日の勝ち点『1』は次の2連戦(11月)で連勝することによって、大きな意味を持つものになります」

「みんながそう感じたはずだし、僕も準備のところで、もっとしっかりしないといけないなと感じましたね」

2024年10月16日(水)1:33

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
【セリエA第33節プレビュー】CL4強入りのインテル、5位後退のボローニャと対戦
クリーンシートの鈴木彩艶がセリエAのPOTMに選出! 攻撃のスタッツでも元スペイン代表GKを上回る
鈴木彩艶フル出場のパルマ、デ・ヘア擁するフィオレンティーナに譲らずゴールレスドロー【セリエA】
2年越しに加入も? 鈴木彩艶にユナイテッドが関心…移籍金75億円と見られる中でミス目立つGKオナナに代わるか
【セリエA第32節プレビュー】CL出場権を狙う激闘必至のローマ・ダービー
戻る
© livedoor