★ホーム連戦で勝ち点「1」のマンチーニ監督が会長と緊急会談…ファンとも一触即発、識者は現状に「選手とのコミュニケーションがほとんど失われている」と指摘

サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督の立場はさらに厳しいものとなってしまったようだ。

2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っているサウジアラビア。

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サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督の立場はさらに厳しいものとなってしまったようだ。

2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っているサウジアラビア。日本代表と同じグループCに入っている中、10月にはその日本とバーレーン代表と対戦した。

ホームでの日本戦は、勝利すれば首位に浮上する状況だったが、結果は0-2で敗戦。ホームで初めて日本に負けるという屈辱を味わうと、15日に行われたバーレーン戦では0-0のゴールレスドロー。10月は勝利できずに終わってしまった。

ビッグネームをこぞって集めているサウジ・プロ・リーグの影響もあり、代表選手が日頃プレーできないという難しさもありながら、マンチーニ監督には強い批判の目が向けられていた中、バーレーン戦終了後にはスタンドのファンと一色触発の状態になったことも話題に。動画がXで拡散されると、解任に向けた動きがより強まっている。

サウジアラビア『RT Arabic』によれば、解任の声が高まったことを受け、バーレーン戦後にマンチーニ監督とサウジアラビアサッカー連盟(SAFF)のヤセル・アル・ミセハル会長が緊急会談を行ったとのこと。辞任の可能性について話し合ったというが、その内容は現時点では明かされていないようだ。

また、サウジアラビア『Okaz Sport』では、指導者でもあるヤヒヤ・ジャベル氏が現状について解説。バーレーン戦について「結果は残念だった」と語り、「強さ、プレッシャー、スピード、シュート、サポートが欠如した試合で、両チームが力を入れずにプレーし、徒歩でボールをパスしているのを見た」と、結果だけでなく内容にも乏しい一戦だったと振り返った。

さらに、「代表チームは運営上、技術上の問題に苦しんでいると感じる。監督と選手の間のコミュニケーションがほとんど失われており、監督の近い将来の辞任や解任の可能性も否定できない」とし、チームとして成立していない状況を鑑みて、マンチーニ監督の退任が起こり得ると語った。

40億円とも言われている年俸に対し、結果が伴っていないマンチーニ監督。11月にはオーストラリア代表とインドネシア代表との試合が控えているが、この1カ月で監督交代はあるのか注目が集まる。

【動画】ホームでドローに終わりファンと一触即発のマンチーニ監督



2024年10月16日(水)15:15

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