レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が最高評価を受けた。
ソシエダは28日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第5節でアヤックスをホームに迎えた。
久保も右ウイングで先発した試合。ELでは今季まだ1勝しかあげていないソシエダだったが、この日はここまで3勝1分けで無敗のアヤックスとの対戦となった。
試合は前半からアヤックスが押し込む形となったが、ソシエダはなんとか耐えてゴールレスで後半へ。すると後半序盤のピンチを凌いだ中、67分に右サイドで背後を取った久保がボックス内右からクロス。これをアンデル・バレネチェアが合わせてソシエダが先制。そして86分に久保が圧巻のプレーを見せた。
やや低い位置の右サイドでボールを持った久保はドリブルをゆっくり仕掛けると、一気にスピードアップ。相手選手4人の間を突破すると、ブロックに入られながらもシュート。ディフレクトしたボールがゴール左隅に転がり、貴重な追加点を奪った。久保にとっては今季初のELでのゴールとなり、1ゴール1アシストの活躍でチームを勝利に導いた。
前半はなかなか苦しんだソシエダだったが、後半の2ゴールで勝利。2ゴールに絡んだ久保は高評価を受けている。
◆スペイン『Noticias de Gipuzkoa』/ 8点(10点満点)
「彼はいつものようにとても準備ができていたアクションで、最初のゴールを生み出した」
「最も輝かしい夜ではなかったが、最も危険なレアリスタだった。常に差を見せつけ、ゴラッソを決めた」
◆スペイン『El Desmarque』/ 8点(10点満点)
「チームが攻撃面で出来が良くなかったにも関わらず、ラ・レアルの攻撃で最も努力した選手だった」
「うまくプレスをかけ、後半の初めに大きなチャンスを迎えた」
【動画】久保建英が見事なアシスト&ドリブル突破からの技ありゴール!