アーセナルのミケル・アルテタ監督が、ラウンド16進出に喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えた。
29日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ最終節が行われ、アーセナルはアウェイでジローナと対戦した。
ラウンド16へのストレートインをほぼ手中に収めていたアーセナル。勝利を収めてしっかりと終えていきたいところだったが、ターンオーバー気味のメンバーで臨んだ中、試合は28分に先制を許す展開となる。
それでも37分にトーマス・パルティがボックス内で倒されPKを獲得すると、ジョルジーニョがしっかり決めて同点に。すると42分、スローインの流れからレアンドロ・トロサールのパスを受けたイーサン・ヌワネリがカットインから左足一閃。ゴール左に強烈なシュートを叩き込み逆転に成功。そのまま逃げ切り1-2で勝利を収め、3位でリーグフェーズを終えた。
マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)の活躍を見せた17歳のヌワネリについてアルテタ監督は「あれが彼の素晴らしいところだ。彼は物事を起こすために率先して行動する」とコメント。「ボールを持っているときはとてもアグレッシブで、自信に満ちている。なぜなら、その前にも同じような動きをしていた」とパフォーマンスを評価。「彼は正しい選択をしてやり遂げた。あらゆる角度からゴールを決める能力があり、とても重要なゴールだった」と称賛の言葉を送った。
チームは3位で終えて、ラウンド16にストレートイン。プレーオフを回避し、3月まで日程的な余裕も生まれた。
新フォーマットでの大会で結果を残したことについては「とても厳しい戦いであり、こんな気持ちになったことはない。チャンピオンズリーグの最後の4試合は勝てた。だからこそ、この大会では試合に勝たなければならない」と振り返り、「とても厳しい試合が続き、我々は非常にトリッキーで難しいグループと対戦した。しかし、直面しなければならない全ての問題があった中で、チームはとても安定しており、ロッカールームでは良いチームで、誰と対戦しても良いパフォーマンスができるという信念がさらに強まっていると思う」と、チームの仕上がりに自信を窺わせた。
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