★「勝って勢いを」昨季の3連敗スタート回避へ、名古屋FW永井謙佑は開幕戦へ万全「フルでいけるように準備しました」

名古屋グランパスの元日本代表FW永井謙佑が、Jリーグ開幕戦への思いを語った。

2024シーズンは明治安田J1リーグを11位で終えるも、ルヴァンカップのタイトルを手にした名古屋。

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名古屋グランパスの元日本代表FW永井謙佑が、Jリーグ開幕戦への思いを語った。

2024シーズンは明治安田J1リーグを11位で終えるも、ルヴァンカップのタイトルを手にした名古屋。4年目となる長谷川健太監督体制で2025シーズンに突入する。

15日に行われるJ1開幕節の川崎フロンターレ戦を前に、永井は10日の2025Jリーグ開幕イベントに出席。初戦から2024シーズンとは違う流れを作りたいと意気込んだ。

「今年はハードに追い込みましたし、開幕戦からフルでいけるように準備しました。去年は開幕3連敗して難しいシーズンだったので、同じことを繰り返さないように少し上げ気味でやりました」

「勝って勢いを。一昨年は内容はそれほど良くなかったですが、勝ったことで良い入りができたので、初戦は勝つことが大事だなと感じています」

また、プレシーズンキャンプでは「攻撃のバリエーションや、チームとしての共通理解の部分をもう一つ求めてやりました」とのこと。個人としては、スプリント力を活かした攻守での貢献を継続していく。

「前線が点を取らないと勝てないので、そこは言われています。トレーニングでもシュート練習をいろいろなパターンでやっていますし、そこは監督に求められていることかなと思います」

「(守備は)スイッチを入れないとチームとしての勢いが出ませんし、そこは後ろがより限定されたコースでボールカットできるようにしっかりハードワークしたいと思います」

さらに、チームの鍵を握る選手には「竜司かな」と新キャプテンのMF和泉竜司を指名。新加入ながら副キャプテンを務めることになった下部組織出身の21歳MF加藤玄にも言及した。

「自分を持っていますし、サッカーの会話をしていてもああして欲しい、こうして欲しいとしっかりしたコミュニケーションが取れる」

「そこは(筑波)大学に行って芽生えた自覚や責任というのもあると思う。大学に行くと、上の学年に行けば行くほど発言しないといけなくなってくるので、そういう経験がプロ1年目で活きてきているのではないかなと思います」

一方でチームのムードメーカーはMF椎橋慧也とのこと。「すごく良い声かけをしたり、盛り上げてくれたりしているので、真ん中の選手が喋れるようになってくるとよりチーム力が上がってくる」と重要性を語った。

ライバルで意識しているチームについては、「やっぱり広島、神戸」。2024シーズンの1位と2位を挙げ、勝負強さは見習うつもりだ。

「そこに勝っていかないと、食らいついていかないとACL・優勝争いはできないと思う。なので、そこに勝って自分たちが上に行くという強い気持ちを持って、やっていきたいと思います」

「良くないゲームでもしっかり勝ち点を積み上げていくという部分は、去年の僕らにはまったく足りなかった。そこの差は見ていて思いましたね。神戸とアウェイでやった時は最後うちが引き分けましたが、1回逆転されるところまでいかれたので、そこは神戸の強さだった。そういう部分はチームとして持っている雰囲気なのかなと感じました」

「38試合やっていたら、良くないタイミングは絶対にあるので。そういう時にしっかり勝つ。内容良くなくても勝てるチームにしていきたいですね」

2025年2月10日(月)22:00

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