セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が12日にホームで行われ、1-2で惜敗したチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、バイエルン戦を振り返った。
ラウンド16進出を懸けたホームでの初戦。セルティックは開始30秒にFWニコラス・キューンがカットインシュートでネットを揺らすもVARでオフサイドを取られノーゴールに。その後はミドルゾーンでブロックを敷いた中、バイエルンの攻撃をうまく凌いでいたが、ハーフタイム間際の45分にFWマイケル・オリーズのゴールで失点。
そして後半開始4分にCKからフリーにさせてしまったFWハリー・ケインに追加点を献上してしまった。終盤の79分にCKからFW前田大然が1点を返して反撃に出たが、1-2で惜敗して18日にアウェイで行われる2ndレグに臨むことになった。
ロジャーズ監督は開始30秒の幻のゴールと2失点目のシーンを特に悔やんだ。
「素晴らしいゴールで完璧なスタートを切ったように見えたが、残念ながらゴールは認められなかった。カウンターを何度か仕掛けたが、プレッシャーをかける位置がやや低かったというのが私の全体的な感想だ。そしてハーフタイム間際、相手に少しの幸運があってボールがマイケル(オリーズ)の元に跳ね返って彼の質の高いプレーによってゴールを決められた。後半はよりアグレッシブになることが必要だったが、追加点を許してしまった。普段はCKで良い対応をしてくれている選手たちだが、世界最高のストライカーをマークせずハリー(ケイン)に決められてしまった」
「ラスト25分に関しては積極的にプレスをかけることができた。その結果、何が起きたかはお分かりだろう。選手たちが生き生きし始め、ゴールを決めた。我々にはもう一度チャンスがある。これまで素晴らしい成績を残した多くの選手にとってこれは新たなステージだ。素晴らしいスタジアムで最後のチャンスを掴みに行く。後悔しなようにね」
【動画】前田大然がバイエルン相手に貴重なゴール!