★開始直後に数的不利背負ったアトレティコがセルロート同点弾で勝ち点1拾う…マドリーにお付き合いで首位奪還ならず【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第24節、アトレティコ・マドリーvsセルタが15日にリアド・エア・メトロポリターノで行われ、1-1のドローに終わった。

前節、アウェイで行われたレアル・マドリーとの首位攻防のダービーを1-1のドローで終え、首位奪還のチャンスを逃した2位のアトレティコ。

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ラ・リーガ第24節、アトレティコ・マドリーvsセルタが15日にリアド・エア・メトロポリターノで行われ、1-1のドローに終わった。

前節、アウェイで行われたレアル・マドリーとの首位攻防のダービーを1-1のドローで終え、首位奪還のチャンスを逃した2位のアトレティコ。2戦ぶりの白星を期して臨んだ今回のホームゲームでは12位のセルタを迎え撃った。シメオネ監督はダービーから先発1人を変更。ラングレに代えてサスペンション明けのル・ノルマンを起用した。

試合開始直前に終了したオサスナ戦で首位マドリーがドローに終わったことで、首位奪還のチャンスを得たアトレティコ。しかし、開始直後にいきなりのアクシデントに見舞われた。

5分、イーブンボールに飛び込んだバリオスがドゥランと激しく交錯。当初はイエローカードが掲示されたものの、オンフィールド・レビューの末に足裏を見せた危険なアフターチャージと判断され、カードの色が赤に変わった。

先日のレバークーゼン戦に続くバリオスの前半の一発退場によってほぼフルタイムを数的不利で戦うことになったアトレティコ。10分にはリーノを下げてコケを投入し、アルバレスのポジションを中盤に下げた。

以降はボールを握って攻めるセルタ、自陣で構えて堅守速攻を狙うアトレティコという構図の下で拮抗した展開が続く。

ボールを保持して相手陣内でプレーするものの、ホームチームのカウンターの脅威をよく知るセルタがリスクを冒し切れないこともあり、一方的な試合展開とはならず。それでも、前半終盤にはドゥランやフェルナンド・ロペスがボックス内でシュートシーンを作り出し、GKオブラクを脅かす場面も作り出した。

ゴールレスで折り返した後半、セルタがハーフタイムでボルハ・イグレシアス、イケル・ロサダのアタッカー2枚を投入。よりリスクを負う形でゴールを目指していく。

前半同様の構図で試合が進むなか、後半半ばに試合が動いた。ボックス内でボールを収めたイグレシアスがDFル・ノルマンにアフターで足を踏まれると、オンフィールド・レビューの末にPKが与えられた。これをキッカーのアスパスがきっちり決めて68分の先制点とした。

これで勝ち点奪取へゴールが必要となったアトレティコは78分、グリーズマン、ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウルを下げてセルロート、アンヘル・コレア、ギャラガーとフレッシュな選手を送り込むと、この交代策が同点ゴールをもたらす。

81分、最後尾のヒメネスの背後を狙ったフィードに反応したセルロートがDFとうまく入れ替わってボックス内に持ち込んで利き足とは逆に右足シュートをゴール左隅に突き刺した。

その後、試合を引っくり返すことはできなかったアトレティコだったが、セルタの攻勢を凌ぎ切って1-1のスコアでタイムアップを迎えた。首位マドリーとお付き合いする形で勝ち点を取りこぼしたものの、最低限の勝ち点差1を維持している。

アトレティコ・マドリー 1-1 セルタ
【アトレティコ】
アレクサンダー・セルロート(後37)
【セルタ】
イアゴ・アスパス(後23[PK])

2025年2月16日(日)4:58

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