マンチェスター・シティのブラジル代表GKエデルソンが、プレミアリーグの記録を塗り替えている。クラブ公式サイトが伝えた。
プレミアリーグ前節のアーセナル戦や、チャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦の敗戦を払拭すべく、15日に行われたプレミアリーグ第25節のニューカッスル戦に臨んだシティ。エジプト代表FWオマル・マーモウシュのハットトリックの活躍もあり、難敵相手に4-0の大勝を収めた。
19分のマーモウシュの加入後初ゴールを生んだのがエデルソン。ボックス外に持ち出してから前線目掛けてロングパス。最終ラインの裏へ抜け出したマーモウシュがループシュートでネットを揺らした。
エデルソンはこれで今シーズン3アシスト目。通算ではプレミアリーグで6アシスト目となり、元イングランド代表GKポール・ロビンソン氏を抜いてプレミアリーグ史上最多のアシスト数を誇るGKとなった。
試合後には「この記録を達成できて嬉しい。さらに記録を伸ばしていきたい」とシティ守護神。ニューカッスル相手のアシストも振り返っている。
「マンツーマンでマークしてくるため、プレーするうえで難しいチームだ。だが、彼らがマンツーマンでマークするため、スペースを見つけられる。フリーになるのがゴールキーパーだ」
「前線はマンツーマンで、僕らにはサヴィーニョ(サヴィオ)やマーモウシュ、アーリング(・ハーランド)といったスピードに優れた選手たちがいる。だから簡単だ。僕ただそこにボールを送り込むだけだ」
また、チーム練習でロングボールに取り組んでいるか問われると、「正直に言ってやっていない」と返答。加入当初の練習が活きていると明かした。
「僕は鼠径部に少し問題があったし、あまりトレーニングしていない。普通のことだ」
「ここに来て最初の2シーズンはたくさん練習したのを覚えている。今では自然にできる。(選手の)動きを見つつ、ボールが来たら、スペースにパスを出す」
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