トッテナムのイングランド代表MFジェームズ・マディソンが、マンチェスター・ユナイテッド戦の勝利後、批判に反応した。
16日、プレミアリーグ第15節でトッテナムはユナイテッドをホームに迎えた。14位と15位と下位での対戦となった両者。試合は13分にマディソンが決めたゴールを守り、トッテナムが1-0で勝利を収めた。
EFLカップ、FAカップと公式戦で連敗中だったトッテナム。リーグ戦では連勝をおさめることに成功したが、外部からは批判的な声が届いていた。
ロイ・キーン氏は「レスターでも降格するし、トッテナムでも降格する」とマディソンを批判。「才能ある選手」という評価を下すも、トッテナムのV字回復には影響を与えられないとし「夢想家だ」と、楽観的な考え方をする人たちも批判した。
ユナイテッド戦での勝利後、マディソンはイギリス『スカイ・スポーツ』でコメント。批判について反応した。
「今週は外部から少し声がかかっていた。人それぞれ意見はあるだろうが、僕はピッチで自分の意見を言いたかった。今日、僕が試合の勝利者になったことを喜んでくれた人が何人かいるといいなと思う」
また、アンジェ・ポステコグルー監督からはそうした外部の声を見ないようにするように言われているものの、今の世の中では難しく、いつだって目や耳にするとかたった。
「批判は目に見えているし、そこにある。特に有名人の場合はそうだ」
「僕ほど自分自身に対して批判的な人はいない。監督に公平を期すために言うと、彼はいつも外部の雑音を遮断することについて話しているが、時々それは難しい。ソーシャルメディアやWhatsApp、他人の投稿の送信など、雑音は常に目の前に迫ってくる」
ゴール後、マディソンは口に人差し指を当て「黙れ」と言っているようなパフォーマンスを披露。ピッチ上でこの先も見返していけるか注目が集まる。
【動画】ユナイテッド撃破、マディソンが決勝ゴール、批判へパフォーマンス