★横浜FMが首位で決勝Tへ! 植中朝日&天野純のゴールで上海海港に勝利、リーグステージ5連勝フィニッシュ【ACLE2024-25】
19日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のリーグステージ最終節が行われ、横浜F・マリノスがアウェイで上海海港(中国)と対戦。2-0の勝利を収めた。
19日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のリーグステージ最終節が行われ、横浜F・マリノスがアウェイで上海海港(中国)と対戦。2-0の勝利を収めた。
5勝1分け1敗ですでにラウンド16進出が決めており、2ndレグをホームで戦う4位以内も確定させている横浜FM。15日に行われた明治安田J1リーグ第1節のアルビレックス新潟戦は、なんとか1-1のドローに持ち込んだ。
ここまで3バックを採用してきたスティーブ・ホーランド監督だが、今回は4バックでスタート。サンディ・ウォルシュがセンターバックでデビューし、同じく新戦力のジェイソン・キニョーネス、鈴木冬一が最終ラインを形成。右サイドバックには宮市亮が入り、守備時にアンデルソン・ロペスと天野純が2トップ気味の[4-2-3-1]の布陣となった。
丁寧にボールを繋いで攻撃の形を探す横浜FM。互いに様子を見合うような入りとなったが、8分にはジャン・クルードが積極的にミドルを狙っていく。
対する上海海港も11分、速攻から一気に横浜FM陣内へなだれ込むと、シュートのこぼれ球にかつて日本でもプレーしたレオナルド。ゴール前で反応して右足で流し込んだが、オフサイドの判定でノーゴールとなる。
救われた横浜FMはブロックを敷きながら上海海港の攻撃に対応。17分には前線でのボール奪取からアンデルソン・ロペスが左ポケットへ持ち込み、左足でシュートを放つ。
23分、植中朝日からのパスを受けた天野が、ペナルティーアーク内で左足一閃。ゴール右下を捉えたが、GKヤン・チュンリンのセーブに遭う。
その後も主導権争いが続くが、よりゴールに迫るのは横浜FM。しかし、上海海港の守備陣も譲らず、ゴールレスでハーフタイムを迎える。
後半も拮抗した展開が続くなか、54分にはボックス内へ走り込んだ山根陸の浮き球のパスを植中がヘディング。叩きつけたボールはわずかに左へ外れる。
62分にはエウベル、井上健太、渡辺皓太の3枚替え。すると2分後、横浜FMがついにゴールをこじ開ける。
セカンドボールの奪い合いから鈴木、植中と繋がると、ワンタッチで天野へ。左ポケットへ抜け出してリターンを受けた植中が左足ダイレクトで蹴り込んだ。
リードを得ると、上海海港の反撃を凌いで69分に追加点。天野から右サイドの井上へ大きく展開。縦の仕掛けからクロスを上げ、ボックス内まで走り込んだ天野がヘディングで流し込んだ。
2点差に広げた直後、クロスの折り返しからグスタボにヘディングシュートを許すが、GK朴一圭が横っ飛びでキャッチ。ピンチを凌ぐと、鈴木に変わって永戸勝也も登場する。
終盤に入ると、ル・ウェンジュンのドリブルに対応した宮市がボックス内で倒してしまうシーンもあったが、オフェンシブファウルで横浜FMボール。そのまま最後までゴールを許さず8分の後半アディショナルタイムに突入する。
カウンターからエウベルが左サイドを突破すると、折り返しから天野がシュートを放つシーンもあったが、3点目はなく試合終了。ACLE5連勝とし、首位でのラウンド16進出を決めた。
上海海港 0-2 横浜F・マリノス
【横浜FM】
植中朝日(後19)
天野純(後24)
【動画】天野純との連携から植中朝日が先制弾!
2025年2月19日(水)23:08