★PSVが延長戦の末にユベントスを撃破し逆転でラウンド16進出、イタリア勢3チームがプレーオフで敗退【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、PSVvsユベントスが19日に行われ、延長戦の末3-1でPSVが勝利。2戦合計スコア4-3でPSVがラウンド16に勝ち上がった。
チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、PSVvsユベントスが19日に行われ、延長戦の末3-1でPSVが勝利。2戦合計スコア4-3でPSVがラウンド16に勝ち上がった。
先週ホームで行われた1stレグではバングーラの決勝弾で2-1と競り勝ったユベントスは、4日前のインテルとのイタリア・ダービーではウノゼロ勝利として公式戦4連勝とした。そのインテル戦のスタメンから2選手を変更。ケフラン・テュラムとサヴォーナに代えてロカテッリとケリーを起用した。
1stレグと同様のスタメンで臨んできたPSVがアグレッシブな入りを見せた中、10分にユベントスにアクシデント。ヴェイガが右足首を痛めてプレー続行不可能となり、カンビアーゾが左サイドバックに投入された。
そのユベントスは16分、ウェアの右クロスにコロ・ムアニがヘディングで合わせる好機を演出すると、右サイドのコンセイソンの仕掛けを起点に、徐々に互角の攻防に持ち込んでいく。
そして29分にはカンビアーゾがGK強襲のシュートを浴びせると、34分にも好機。コープマイネルスの浮き球パスに抜け出したコロ・ムアニがシュートに持ち込んだが、GKベニテスの好飛び出しに阻まれて枠には飛ばせず。
ハーフタイムにかけてはユベントスが敵陣でのプレーを増やした中、ゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半、開始3分にラングが際どいカットインシュートを浴びせたPSVに対し、ユベントスもコロ・ムアニが50分にGK強襲のシュートで応戦。
譲らない攻防を見せる中、53分にPSVが2戦合計スコアで試合を振り出しに戻す。ラングのカットインの仕掛けからパスを受けたボックス右のペリシッチが正確なトラップから右足シュートを左サイドネットに蹴り込んだ。
1stレグでもゴールを挙げたペリシッチの同点弾で攻勢を強めるPSVは60分、CKからL・デ・ヨングのヘディングシュートが枠を捉えたが、ゴールライン前のガッティに阻まれた。
すると63分にユベントスに勝ち越し弾。FKの流れからルーズボールをボックス手前のウェアが強烈なボレーで叩き込んだ。直後はケリーがオフサイドを取られたものの、VARが入りプレーに関与していなかったとしてゴールが認められた。
しかし74分、圧力をかけるPSVが追いつく。ペリシッチの右クロスを収めたL・デ・ヨングはシュートを打ちきれなかったものの、ルーズボールをサイバリが蹴り込んだ。
その後、ユルドゥズら3枚替えを敢行したユベントスだったが、PSVの攻勢が続くと88分にはラングがカットインからGK強襲のシュートで牽制。
しかし7分の追加タイムでは勝ち越しゴールを奪いきれず2戦合計スコア3-3で延長戦に突入した。
迎えた延長戦、バングーラを投入したユベントスに対し、PSVは開始3分に決定機。スルーパスに抜け出したサイバリがゴールエリア右まで侵入してシュートを放ったが、GKディ・グレゴリオの好守に阻まれた。
それでも同8分にPSVが押し切る。FKの流れからバカヨコがボックス右からクロスを送ると、ルーズボールをフラミンゴが押し込んだ。
防戦一方のユベントスは延長前半追加タイム1分、ヴラホビッチがポスト直撃のシュートを浴びせるも、延長後半では好機を作れず敗戦。イタリア勢3チームがプレーオフで敗退する結果となった。
一方、勝ち上がったPSVはラウンド16でアーセナルかインテルと対戦する。
PSV 3-1 ユベントス
【PSV】
イバン・ペリシッチ(後8)
イスマエル・サイバリ(後29)
ライアン・フラミンゴ(延前8)
【ユベントス】
ティモシー・ウェア(後18)
2025年2月20日(木)7:40