★久保建英スタメンのソシエダが連勝でベスト16進出! 10人ミッティランにホームで快勝【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、レアル・ソシエダvsミッティランが20日にアノエタで行われ、ホームのソシエダが5-2で勝利。この結果、2戦合計7-3としたソシエダのベスト16進出が決まった。
ヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、レアル・ソシエダvsミッティランが20日にアノエタで行われ、ホームのソシエダが5-2で勝利。この結果、2戦合計7-3としたソシエダのベスト16進出が決まった。なお、ソシエダのMF久保建英は67分までプレーした。
敵地での1stレグは慣れない人工芝に苦しめられながらも、久保のゴラッソの活躍などで2-1の先勝に成功したラ・レアル。ただ、先週末のベティス戦では久保を除く主力を起用したなか、2人の退場者の影響もあって0-3の完敗。心身ともにダメージを抱える形でホーム開催の2ndレグを迎えた。
イマノル監督はそのベティス戦から先発4人を変更。サスペンションのアランブル、スビメンディの代役にエルストンド、オラサガスティを起用したほか、セルヒオ・ゴメスとベッカーに代えて久保、バレネチェアを両ウイングで起用した。
開始早々にボックス内に抜け出したバレネチェアが決定的なシュートを放つと、ホームチームに先制点が生まれる。5分、自陣ボックス内でバックパスを受けたM・ソーレンセンがキックミスとスリップでボールを失うと、これに詰めたブライス・メンデスが難なく無人のゴールへ流し込み、前回対戦に続いて立ち上がりにリードを奪った。
痛恨のミスからの失点で動揺見えるアウェイチームに対して、一気に畳みかけるソシエダは、直後にも久保のミドルシュートやセットプレー流れからオヤルバサルのボレーシュートなどで2点目に迫っていく。
すると、18分には鮮やかなロングカウンターからボックス左に抜け出したバレネチェアの折り返しをゴール前に走り込んだスチッチがワンタッチで合わせ、自分たちの流れで追加点を奪った。
ただ、前回対戦同様に2点リード後に失点を喫する。23分、相手のセットプレーの流れでバレネチェアがボックス内でカスティージョを倒してしまいPK献上。これをブクサに決められて点差を縮められる。さらに、38分にはブラーボの馬力のある仕掛けからのチャンスメークを起点にボックス中央のオソリオに鋭い左足シュートを右上隅に突き刺され、同点に追いつかれた。
2戦合計スコアでは1点リードも嫌な流れが漂うホームチーム。それでも、久保やオヤルサバルを軸に前半終盤押し返すと、ブライス・メンデス、バレネチェアの決定的なシュートは相手GKレッスルの見事なファインセーブに阻まれたが、前半アディショナルタイムには左CKの流れからペナルティアーク付近のスチッチが強烈な左足のグラウンダーシュートをゴール右に突き刺し、ドブレーテを達成。勝ち越して前半を終えた。
迎えた後半、立ち上がりの接触プレーでスチッチが負傷し、マリンの投入を余儀なくされたラ・レアル。だが、前がかるミッティランの攻撃を受け止めながら冷静にゲームを進めていく。
後半は決定機まであと一歩という場面が続いたなか、67分には久保とオラサガスティがお役御免となり、ベッカー、トゥリエンテスが投入される。この交代直後にはイーブンボールの競り合いの際にダニ・シウバの足裏がアフターの形でスベルディアの腹部に入ると、これが危険なプレーと判断されてダニ・シウバが退場に。さらに、数的優位を得たソシエダは72分にオヤルサバルが自ら得たPKをきっちり決めてダメ押しの4点目まで奪った。
これで突破を確信したイマノル監督は完全に逃げ切り態勢に入ると、後半終了間際には途中出場のザハリャン、オスカールソンのコンビでトドメも刺して5-2で勝ち切った。そして、ミッティランを連勝で退けたソシエダがベスト16進出を決めた。
レアル・ソシエダ 5-2(AGG:7-3) ミッティラン
【レアル・ソシエダ】
ブライス・メンデス(前5)
ルカ・スチッチ(前18、前47)
オヤルサバル(後28[PK])
オーリ・オスカールソン(後45)
【ミッティラン】
アダム・ブクサ(前24[PK])
ダリオ・オソリオ(前38)
2025年2月21日(金)6:57