サントスのブラジル代表FWネイマールがCKから3ゴールを生む活躍を見せた。
アル・ヒラルを退団し、プロキャリアをスタートしたサントスに復帰したネイマール。5日に行われたカンピオナート・パウリスタ第7節のボタフォゴSP戦で再デビューを果たすと、16日に行われた第10節のアグア・サンタ戦ではPKで復帰後初ゴールを奪い、1アシストも記録した。
23日に行われた第12節のAAインテルナシオナウ戦では5試合連続の先発。まずは9分、左CKからブラジル人FWティキーニョ・ソアレスのヘディング弾をアシストする。
続いて27分。再び左CKのキッカーを務めると、弧を描いたインスイングのボールがファーポストに直撃。そのままネットを揺らし、自らゴールを奪う。
32分には右CKからまたもソアレスのゴールをアシスト。サントス復帰後初のフル出場を果たし、3-0の勝利に貢献した。
試合後、ネイマールはCKからのゴールに言及。偶然ではなく狙ったキックだったと明かしている。ブラジル『グローボ』が伝えた。
「CKを蹴りに行こうとしたら(観客に)からかわれたから、僕はもっと歌うよう頼んだ。そして1つ目のアシストを記録した」
「2度目のCKを蹴りに行った時、彼らはまた同じことを言った。そして、『今度は僕がゴールを決める番だ』と思った。美しいシュートを放ち、初めてのオリンピックゴール(CKからの直接ゴール))を決めることができた」
また、自らのコンディションについても語った33歳。負傷したことで1年以上遠ざかっているブラジル代表にも触れた。
「1試合ごとに集中し、より多くの準備をしている。ピッチ上ではフィジカル的にもどんどん良くなっている。当然もう19歳には戻れないから寂しさは感じる。でもフィジカル的には順調で、どんどん良くなっている。ピッチ上ではよりリラックスできるようになっている」
「(ブラジル代表からの)招集についてはもちろん応じる。どの選手も自分の国を守り、自分のカラーを守るという意志があるのは明らかだ。僕にとってはいつだって大きな名誉だし、常に全力を尽くして、ブラジル代表のために100%の力を注いできた。いたい場所だし、ブラジルやブラジルの人々を代表するのが好きなんだ。もし再びブラジル代表に戻る機会があるならとても嬉しいよ」
【動画】ネイマールの直接CK弾!