★アルナウトビッチの衝撃弾でインテルがラツィオ撃破、準決勝ではミランとのダービーに【コッパ・イタリア】
コッパ・イタリア準々決勝、インテルvsラツィオが25日に行われ、2-0でインテルが勝利した。
ラウンド16でウディネーゼを下したインテルと、ナポリを下したラツィオによる準決勝進出を懸けた一発勝負。
コッパ・イタリア準々決勝、インテルvsラツィオが25日に行われ、2-0でインテルが勝利した。
ラウンド16でウディネーゼを下したインテルと、ナポリを下したラツィオによる準決勝進出を懸けた一発勝負。
セリエAで首位に浮上したインテルは1-0で辛勝した3日前のジェノア戦のスタメンから7選手を変更。ラウタロ・マルティネスやバレッラ、バストーニら主力をベンチスタートとし、2トップはタレミとアルナウトビッチが組んだ。
一方、ラツィオはゴールレスドローに終わったヴェネツィア戦のスタメンから5選手を変更。マリオ・ヒラやヌーノ・タヴァレス、マルシッチらバックラインの主力がベンチスタートとなった。
インテルがボールを持つ展開となった中、フラットな[4-4-2]で構え、鋭い攻守の切り替えを見せるラツィオが18分に好機。イサクセンが持ち上がってボックス左まで侵入、シュートに持ち込んだがわずかに枠を外れた。
その後、ダルミアンが右ハムストリングを痛めてプレー続行不可能となりダンフリースを投入したインテルがシュートに持ち込めず流れを掴めない状況が続いていたが、39分にスーパーゴールで先制する。
CKの流れから浮き球のルーズボールをボックス手前のアルナウトビッチが左足でボレー。見事に捉えた強烈な一撃がゴールに突き刺さった。
衝撃の一発で試合を動かしたインテルに対し迎えた後半、前がかるラツィオは53分に好機。ディアのスルーパスを受けたイサクセンがゴールエリア右まで持ち上がって右足でシュート。しかしGKマルティネスにセーブされた。
さらに59分、ザッカーニのボレーで牽制したラツィオがノスリン、ペドロ、ヌーノ・タヴァレスの3枚を投入した中、対するインテルもホアキン・コレア、チャルハノール、バストーニの3枚を投入。
すると75分、ボックス左に侵入したコレアがジゴに倒されてPKを獲得。これをチャルハノールが決めてインテルが大きな追加点を得た。
厳しくなったラツィオは81分、ペドロのミドルシュートがDFにディフレクトしてバーに直撃する不運もあった中、0-2のまま敗戦。勝利したインテルは準決勝でミランとのダービーを戦うことになった。
インテル 2-0 ラツィオ
【インテル】
マルコ・アルナウトビッチ(前39)
ハカン・チャルハノール(後32)【PK】
2025年2月26日(水)6:57