★バルセロナとアトレティコによるド派手な打ち合いは4-4のドロー、終盤の2発でアトレティコが引き分けに持ち込みホームの2ndレグへ【コパ・デル・レイ】
コパ・デル・レイ準決勝1stレグ、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが25日に行われ、4-4で引き分けた。
準々決勝でバレンシアに大勝したバルセロナと、ヘタフェに大勝したアトレティコによる決勝進出を懸けた一戦。
コパ・デル・レイ準決勝1stレグ、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが25日に行われ、4-4で引き分けた。
準々決勝でバレンシアに大勝したバルセロナと、ヘタフェに大勝したアトレティコによる決勝進出を懸けた一戦。
バルセロナは2-0で勝利した3日前のラス・パルマス戦のスタメンから4選手を変更。レヴァンドフスキやフェルミンに代えてラス・パルマス戦でゴールを挙げたダニ・オルモとフェラン・トーレスを起用した。
一方、アトレティコは3-0で快勝したバレンシア戦のスタメンから5選手を変更。バックラインを変更した中、前線はグリーズマンやアルバレス、G・シメオネら主力がスタメンとなった。
開始20秒にアルバレスのヘディングシュートでゴールに迫ったアトレティコが直後の右CKから先制する。ショートコーナーの流れからグリーズマンのインスウィングクロスをラングレがヘッドで逸らし、ファーサイドのアルバレスがボレーで押し込んだ。
最高の入りをしたアトレティコは6分に追加点。アルバレスが自陣でのボール奪取からスルーパス。受けたグリーズマンがバルデに対応されながらもボックス右に侵入してシュートを決めきった。
まずい立ち上がりとなったバルセロナだったが、12分に決定機。ハフィーニャのスルーパスに抜け出したフェラン・トーレスがGKと一対一に。しかしシュートコースが甘く、ムッソにセーブされた。
それでも19分に1点差とする。ヤマルの絶妙な左足アウトスルーパスでボックス右に抜け出したクンデのマイナスクロスをペドリが押し込んだ。
さらに21分、一気にバルセロナが追いつく。ハフィーニャの右CKをファーサイドのクバルシがヘッドで押し込んだ。
派手な打ち合いの序盤となった中、追いついたバルセロナが攻勢をかけると、32分に逆転の好機。M・ジョレンテのバックパスをカットしたフェラン・トーレスがGKと一対一となるも交わして放ったシュートは戻ったヒメネスにカットされた。
それでも41分に逆転。ハフィーニャの右CKをファーサイドのイニゴ・マルティネスがヘッドで合わせた。
追加タイム3分にはヤマルがカットインからのミドルシュートでGKを強襲した中、バルセロナが3-2で前半を終えた。
迎えた後半、バルセロナがボールを持つ中、アトレティコは52分に同点の絶好機。デ・パウルのアーリークロスを受けたグリーズマンがGKと一対一に。しかしシュートはシュチェスニーに止められた。
その後、68分までに交代枠を使い切ったアトレティコはアンヘル・コレアやセルロートを投入した中、72分にはセルロートがネットを揺らしたが、その前にオフサイドがあってノーゴールに。
試合をコントロールするバルセロナはレヴァンドフスキを投入して4点目を目指すと、74分にそのレヴァンドフスキがゴール。ボックス右で縦に仕掛けたヤマルがラストパスを送り、ゴール前でフリーのレヴァンドフスキが押し込んだ。
それでも84分、アトレティコが2ndレグに向けて大きな3点目。ボックス左のスペースを突いたコレアのマイナスクロスをM・ジョレンテがダイレクトで蹴り込んだ。
さらに追加タイム3分、ラングレのロングフィードに抜け出したリーノがボックス左に侵入、ラストパスをセルロートが押し込んでアトレティコが同点に追いついた。
ド派手な打ち合いとなった初戦はドローに終わり、決勝進出を懸けた2ndレグは4月2日に行われる。
バルセロナ 4-4 アトレティコ
【バルセロナ】
ペドリ(前19)
パウ・クバルシ(前21)
イニゴ・マルティネス(前41)
ロベルト・レヴァンドフスキ(後29)
【アトレティコ】
フリアン・アルバレス(前1)
アントワーヌ・グリーズマン(前6)
マルコス・ジョレンテ(後39)
アレクサンダー・セルロート(後48)
2025年2月26日(水)7:40