FC東京のMF北原槙がJ1最年少出場記録を樹立した。
北原は1日に行われた明治安田J1リーグ第4節の鹿島アントラーズ戦でベンチ入り。現在はFC東京U-18に所属しながら2種登録され、第3節の名古屋グランパス戦でベンチ入りしていた。
名古屋戦では出番がなかったが、鹿島戦では1-0で迎えた83分に高宇洋との交代でデビュー。15歳7カ月22日でJ1のピッチに立ち、史上最年少出場記録を樹立した。なお、試合は2-0で敗れていた。
これまでのJ1最年少記録は、2004年3月13日に当時東京ヴェルディに所属していた元日本代表FW森本貴幸がジュビロ磐田戦で樹立した15歳10カ月6日であり、2カ月半ほど更新することとなった。
なお、Jリーグ全体での最年少出場記録は、2016年11月5日に日本代表MF久保建英がFC東京 U-23の選手としてJ3で樹立した15歳5カ月1日。北原の記録はJリーグ全体で2番目に若い記録となった。
◆J1リーグ戦 最年少出場記録
1位:北原槙(FC東京)/15歳7カ月22日
2025年3月1日 vs鹿島アントラーズ
2位:森本貴幸(東京ヴェルディ)/15歳10カ月6日
2004年3月13日 vsジュビロ磐田
3位:宮吉拓実(京都サンガF.C.)/16歳1カ月14日
2008年9月21日 vsガンバ大阪
4位:久保建英(FC東京)/16歳5カ月22日
2017年11月26日 vsサンフレッチェ広島
5位:呉章銀(FC東京)/16歳8カ月20日
2002年4月13日 vsガンバ大阪
◆J2リーグ戦 最年少出場記録
1位:橋本陸斗(東京ヴェルディ)/15歳10カ月26日
2021年2月28日 vs 愛媛FC
2位:菊池大介(湘南ベルマーレ)/16歳2カ月25日
2007年7月7日 vsアビスパ福岡
3位:河野孝汰(レノファ山口FC)/16歳3カ月4日
2019年11月16日 vsモンテディオ山形
◆J3リーグ戦 最年少出場記録
1位:久保建英(FC東京 U-23)/15歳5カ月1日
2016年11月5日 vs AC長野パルセイロ
2位:中村仁郎(ガンバ大阪 U-23)/15歳10カ月29日
2019年7月21日 vsセレッソ大阪 U-23
3位:安田虎士朗(FC東京 U-23)/16歳17日
2019年8月31日 vsいわてグルージャ盛岡
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