★交渉打ち切りも伝えられたバイエルンとMFキミッヒ…選手側は去就を代表ウィーク前に決断か
バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒが、自身の契約状況について言及した。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えている。
バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒが、自身の契約状況について言及した。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えている。
シュツットガルトのユースで育ったキミッヒは、2015年7月にバイエルンへ完全移籍。加入から10年を迎え、これまで多くのタイトル獲得に貢献してきたが、クラブとの契約は今シーズンで満了となる。
これまで契約延長に向けた話し合いが続けられていたが、2月に突如として交渉は打ち切りに。アーセナルやリバプールなどプレミアリーグ方面からの関心も報じられており、退団は確実との見方もあった。
そんな中、5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのレバークーゼン戦後、キミッヒは自分の契約状況について言及。近いうちに自分の決断を明らかにすると語っている。
「決定は間違いなく近いうちに、遅くとも(3月の)インターナショナルマッチウィーク前には出ると思う。今、ボールは僕のコートにはないんだ。時期について、そこまで詳しいことは言いたくない。クラブからのオファーが取り下げられたことは公になったけど、僕はそうだとは気づかなかった」
「当初の僕の予定では、代表ウィーク前に決断すると考えていた。でも、クラブはそれを望んでいなかったと思う。それも正当なことではあるね。クラブはレバークーゼンとの試合前に決断を下したがっていた」
両者の考えに食い違いがあったのは確かな一方、『スカイ・スポーツ』によるとまだキミッヒとバイエルンの話し合いは続いているとのこと。キミッヒはスポーツ・ディレクター(SD)のマックス・エベール氏と「非常に良い話し合いをした」と明かしており、バイエルン残留の線もまだあることを示唆している。
2025年3月6日(木)17:10