★佐野海舟と堂安律が共にフル出場の日本人上位対決は譲らずドロー、堂安は10人マインツ相手に同点弾アシスト【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第26節、マインツvsフライブルクが15日に行われ、2-2で引き分けた。マインツのMF佐野海舟とフライブルクのMF堂安律は共にフル出場している。
ブンデスリーガ第26節、マインツvsフライブルクが15日に行われ、2-2で引き分けた。マインツのMF佐野海舟とフライブルクのMF堂安律は共にフル出場している。
前節ボルシアMG戦を快勝として4連勝とし、3位まで浮上したマインツ(勝ち点44)は、佐野が[3-4-2-1]のボランチで先発となった。
一方、前節ライプツィヒ戦をゴールレスドローで終え、6試合連続無失点としクラブ記録を樹立した5位フライブルク(勝ち点41)は、堂安がフラットな[4-4-2]の右MFで先発となった。
堂安を起点にフライブルクがアグレッシブな入りを見せた中、徐々にボールを持てるようになったマインツが34分に最初の好機を生かして先制する。右サイドでアミリの縦パスを引き出したカシがクロスを送ると、ブルカルトが合わせた。
主砲の一撃で堅守フライブルクからゴールをこじ開けたマインツだったが40分、コールがボックスぎりぎり外の位置でホーラーを倒すと、VARの末にPK判定は取り消されたものの一発退場に。
このFKをグリフォが直接狙ったが、GKゼントナーにセーブされた中、フライブルクは1点ビハインドで前半を終えた。
迎えた後半、グレゴリッチュを投入したフライブルクは53分、右サイドの堂安のインスウィングクロスにグレゴリッチュがヘッド。しかしシュートはGKゼントナーにセーブされる。
それでも58分に追いつく。ギュンターの左クロスにグレゴリッチュがヘッドで合わせた。
さらに62分には逆転の絶好機。グリフォの右クロスをゴール前のホーラーがフリーで受け、シュート。しかしGKゼントナーの左腕一本のビッグセーブに阻まれた。
攻勢のフライブルクは2分後、堂安のインスウィングクロスからまたもホーラーに決定機もヘディングシュートはやはりゼントナーのファインセーブに阻止される。
66分にはボックス右ポケットまで持ち上がった堂安がシュートに持ち込む好機を作ったフライブルクだったが、74分にマインツが勝ち越し。
FKの流れで攻め残っていたハンチェ=オルセンがカシの右クロスにヘッドで合わせた。
しかし5分後、フライブルクが再び追いつく。堂安がロングフィードを収めてボックス左を縦に突破。グラウンダーのクロスをキューブラーが合わせた。
終盤にかけては10人のマインツを攻めきれなかった中、譲らず2-2のドロー。日本人所属クラブによる上位対決は引き分け決着となった。
マインツ 2-2 フライブルク
【マインツ】
ヨナタン・ブルカルト(前34)
アンドレアス・ハンチェ=オルセン(後29)
【フライブルク】
ミハエル・グレゴリッチュ(後13)
ルーカス・キューブラー(後34)
2025年3月16日(日)5:57