★浅野拓磨が今季2点目!ムリキの劇的PK弾でマジョルカがエスパニョールに逆転勝利【ラ・リーガ】
浅野拓磨の所属するマジョルカは15日、ラ・リーガ第28節でエスパニョールと対戦し2-1で勝利した。浅野は84分までプレー、65分に今季2点目を記録。
浅野拓磨の所属するマジョルカは15日、ラ・リーガ第28節でエスパニョールと対戦し2-1で勝利した。浅野は84分までプレー、65分に今季2点目を記録。
リーグ戦5試合負けなしの7位マジョルカ(勝ち点37)が、3試合負けなしの15位エスパニョール(勝ち点28)をホームに迎えた一戦。マジョルカの浅野は[4-2-3-1]の右MFで先発出場している。
立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、マジョルカは13分に最初の決定機。モヒカのパスで左サイドを抜け出したサムエル・コスタがボックス左横まで切り込みクロス。これをボックス中央に走り込んだ浅野が右足で合わせたが、これはゴール左に外れた。
さらにマジョルカは17分にも、モルラネスのスルーパスでボックス右まで駆け上がった浅野のダイレクトクロスをファーサイドのダニ・ロドリゲスが左足で合わせたが、これは守備に戻ったデ・サラテのブロックに阻まれた。
前半半ば以降はポゼッションで上回るマジョルカが攻勢を続ける。すると41分、左サイド高い位置でスローインを受けたムリキが強引なカットインからボックス内で相手DFに倒されたがファウルは認められず、前半はゴールレスで終了した。
迎えた後半、マジョルカは早い時間に失点を許す。53分、ショートコーナーの流れからエスポジトが左クロスを供給すると、これがクリアを試みたムリキのオウンゴールを誘った。
先制を許したマジョルカは61分、浅野の右クロスの流れたボールに反応したモヒカがボックス左で駆け上がると、DFエル・ヒラリのスライディングタックルで倒され、PKを獲得。しかし、ムリキのPKは完璧に読み切ったGKジョアン・ガルシアの左手に弾かれた。
同点のチャンスを逃したマジョルカだったが、直後に日本代表FWが決定的な仕事を果たす。65分、敵陣左サイドでボールを受けたダルデルのピンポイントクロスをゴール前に走り込んだ浅野がダイビングヘッドで合わせると、GKジョアン・ガルシアが反応するも弾ききれず、ボールはゴール右隅に吸い込まれた。
追いついたマジョルカは72分にも、ボックス内で浮き球のパスに反応したムリキのトラップがDFクンブラの左手に当たると、主審はPKを宣告。しかし、オンフィールドレビューの結果、故意のハンドではないとしてPKは取り消された。
マジョルカは84分に浅野を下げてヴァレリを投入。すると88分、ダルデルの左クロスを中央で競り合ったアブドンがDFカブレラに倒され、PKを獲得。しかし、アブドンのPKはGKジョアン・ガルシアに弾かれると、こぼれ球を詰めたバルイェントのシュートも相手GKの好セーブに防がれた。
このまま試合終了かと思われたが、直後のプレーが切れた場面でオンフィールドレビューが行われると、主審はキック前にエスパニョールの選手がボックス内に入っていたとして蹴り直しを宣告。2度目のPKはムリキがゴール左に突き刺した。
結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。浅野の今季2点目とムリキの劇的PK弾でマジョルカが逆転勝利を飾った。
マジョルカ 2-1 エスパニョール
【マジョルカ】
浅野拓磨(後20)
ヴェダト・ムリキ(後52)【PK】
【エスパニョール】
OG(後8)
2025年3月16日(日)6:30