★「とても重要な勝利」マレスカ監督は結果・内容伴ったスパーズ戦勝利誇る 一方で自身の交代策を反省
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、結果・内容伴ったダービーマッチでの勝利を誇った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。
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チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、結果・内容伴ったダービーマッチでの勝利を誇った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。
チェルシーは3日、スタンフォード・ブリッジで行われたプレミアリーグ第30節でトッテナム・ホットスパーと対戦し、1-0で勝利した。
インターナショナルマッチウィーク前に行われたアーセナル戦を0-1で落としたブルーズだったが、2試合連続のダービーマッチでは直近のプレミアリーグのホームゲームで32戦わずか1敗と圧倒的に相性がいいスパーズと対戦。
FWニコラス・ジャクソン、MFコール・パーマーの復帰によってベストに近い布陣で臨んだなか、前半は攻守両面で主導権を握ったが、GKグリエルモ・ヴィカーリオのビッグセーブに阻まれ、0-0で試合を折り返した。
それでも、後半立ち上がりにそのパーマーの正確な左クロスをゴール前に飛び込んだMFエンソ・フェルナンデスが頭で合わせて先制に成功。際どいオフサイド判定でMFモイセス・カイセドの2点目は認められず、以降は拮抗した展開に持ち込まれたが、粘りの守備で逃げ切った。
この結果、スパーズに2シーズン連続のシーズンダブルを達成するとともに、熾烈なチャンピオンズリーグ出場権争いにおいて4位キープに成功した。
同試合後、イタリア人指揮官は結果・内容伴ったダービーマッチでの勝利に満足感を示した。
「とても重要な勝利だ。まず、パフォーマンスが重要だった。この瞬間に試合に勝つことがいかに重要かはわかっているが、試合が始まってから、自分たちの望む方法で試合に勝つように努めている。今夜のパフォーマンスは非常に良かったと思う」
[5-4-1]の布陣での専守防衛の末に逃げ切った後半最終盤の戦いに関しては、2度のVAR介入で12分のアディショナルタイムが加えられたなか、エンソとパーマーを下げてMFキーナン・デューズバリー=ホール、DFトシン・アダラビオヨを投入したタイミングが早かったと自身の采配について反省をみせた。
「最後の10分間のプレーの仕方を学んでプレーする必要もあると思う。泥臭いやり方で試合に勝つ。アディショナルタイムまでの90分間は、我々が試合をコントロールしていたと思うし、試合に勝つのに十分なチャンスを作った」
「そして、正直に言うと、(前述の交代策は)私のミスだった。アディショナルタイムが始まる前に交代をしたからだ。そして、12分が経過した時点で、おそらくそのような交代をするには時期尚早だとわかった。だが、幸運にも試合に勝てたので満足している」
一方、ジャクソンの復帰もあってこの試合では背後への長いボールをより意識し、ゴールこそ1点にとどまったが、流れを引き寄せる要因のひとつにもなった。その点についてマレスカ監督はスパーズのプレースタイルも考慮した上でうまく機能したと感じている。
「今夜は、背後へのボールをより多く使用した。それはトッテナムの守備の仕方、プレッシャーのかけ方によるものだ。そして、我々にとってニコは常に相手の脅威であるため、重要な選手だ。彼はディフェンスラインにとって脅威であり、ボールを持っていないときの彼は全員にプレッシャーをかける。ニコがいると、我々は間違いなく別のチームになる」
その相棒ジャクソンの復帰やインターナショナルマッチウィークの休養もポジティブに働いたか、ここ数試合で最も存在感を示したパーマーに関してはアシストを称えつつも、それ以前の試合でも十分にチームに貢献していたとの考えを語った。
「正直に言うと、今夜のコール・パーマーのパフォーマンスは、他の試合とほとんど同じだったと思う。唯一の違いは、前回のパフォーマンスではゴールもアシストもなかったことだ。彼はトッププレーヤーで、おそらく我々の最高の選手で、ゴールもアシストもしなかったときはいつもニュースになる」
「しかし、私にとっては普通のことだ。コールに毎試合頼ることはできないと何度も言った。毎試合、ゴールやアシストを期待することはできない。そして今夜のエンソへのアシストは最高のアシストだった。エンソは正しい位置にいた。とても嬉しいよ」
チェルシーは3日、スタンフォード・ブリッジで行われたプレミアリーグ第30節でトッテナム・ホットスパーと対戦し、1-0で勝利した。
インターナショナルマッチウィーク前に行われたアーセナル戦を0-1で落としたブルーズだったが、2試合連続のダービーマッチでは直近のプレミアリーグのホームゲームで32戦わずか1敗と圧倒的に相性がいいスパーズと対戦。
FWニコラス・ジャクソン、MFコール・パーマーの復帰によってベストに近い布陣で臨んだなか、前半は攻守両面で主導権を握ったが、GKグリエルモ・ヴィカーリオのビッグセーブに阻まれ、0-0で試合を折り返した。
それでも、後半立ち上がりにそのパーマーの正確な左クロスをゴール前に飛び込んだMFエンソ・フェルナンデスが頭で合わせて先制に成功。際どいオフサイド判定でMFモイセス・カイセドの2点目は認められず、以降は拮抗した展開に持ち込まれたが、粘りの守備で逃げ切った。
この結果、スパーズに2シーズン連続のシーズンダブルを達成するとともに、熾烈なチャンピオンズリーグ出場権争いにおいて4位キープに成功した。
同試合後、イタリア人指揮官は結果・内容伴ったダービーマッチでの勝利に満足感を示した。
「とても重要な勝利だ。まず、パフォーマンスが重要だった。この瞬間に試合に勝つことがいかに重要かはわかっているが、試合が始まってから、自分たちの望む方法で試合に勝つように努めている。今夜のパフォーマンスは非常に良かったと思う」
[5-4-1]の布陣での専守防衛の末に逃げ切った後半最終盤の戦いに関しては、2度のVAR介入で12分のアディショナルタイムが加えられたなか、エンソとパーマーを下げてMFキーナン・デューズバリー=ホール、DFトシン・アダラビオヨを投入したタイミングが早かったと自身の采配について反省をみせた。
「最後の10分間のプレーの仕方を学んでプレーする必要もあると思う。泥臭いやり方で試合に勝つ。アディショナルタイムまでの90分間は、我々が試合をコントロールしていたと思うし、試合に勝つのに十分なチャンスを作った」
「そして、正直に言うと、(前述の交代策は)私のミスだった。アディショナルタイムが始まる前に交代をしたからだ。そして、12分が経過した時点で、おそらくそのような交代をするには時期尚早だとわかった。だが、幸運にも試合に勝てたので満足している」
一方、ジャクソンの復帰もあってこの試合では背後への長いボールをより意識し、ゴールこそ1点にとどまったが、流れを引き寄せる要因のひとつにもなった。その点についてマレスカ監督はスパーズのプレースタイルも考慮した上でうまく機能したと感じている。
「今夜は、背後へのボールをより多く使用した。それはトッテナムの守備の仕方、プレッシャーのかけ方によるものだ。そして、我々にとってニコは常に相手の脅威であるため、重要な選手だ。彼はディフェンスラインにとって脅威であり、ボールを持っていないときの彼は全員にプレッシャーをかける。ニコがいると、我々は間違いなく別のチームになる」
その相棒ジャクソンの復帰やインターナショナルマッチウィークの休養もポジティブに働いたか、ここ数試合で最も存在感を示したパーマーに関してはアシストを称えつつも、それ以前の試合でも十分にチームに貢献していたとの考えを語った。
「正直に言うと、今夜のコール・パーマーのパフォーマンスは、他の試合とほとんど同じだったと思う。唯一の違いは、前回のパフォーマンスではゴールもアシストもなかったことだ。彼はトッププレーヤーで、おそらく我々の最高の選手で、ゴールもアシストもしなかったときはいつもニュースになる」
「しかし、私にとっては普通のことだ。コールに毎試合頼ることはできないと何度も言った。毎試合、ゴールやアシストを期待することはできない。そして今夜のエンソへのアシストは最高のアシストだった。エンソは正しい位置にいた。とても嬉しいよ」
2025年4月4日(金)9:30