★ソシエダが11戦未勝利のラス・パルマスに3発快勝!途中出場の久保建英は幻弾などチャンスに絡む【ラ・リーガ】
久保建英の所属するレアル・ソシエダは6日、ラ・リーガ第30節でラス・パルマスと対戦し、3-1で勝利した。久保は64分からプレーしている。
久保建英の所属するレアル・ソシエダは6日、ラ・リーガ第30節でラス・パルマスと対戦し、3-1で勝利した。久保は64分からプレーしている。
ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのレアル・マドリー戦を延長戦の末に2戦合計4-5で敗れた10位ソシエダ(勝ち点38)は、その試合からスタメンを4人変更。久保やスチッチ、ムニョスらに代えてセルヒオ・ゴメスやオラサガスティ、エルストンドらをスタメンで起用した。
リーグ戦11試合未勝利の19位ラス・パルマス(勝ち点26)に対し、ソシエダは開始早々の3分にピンチ。相手の横パスをカットしたセルヒオ・ゴメスの中途半端なバックパスがボックス右手前でファビオ・シウバに奪われると、そのままシュートに持ち込まれたが、これは絶妙な飛び出しを見せたGKレミロが好セーブ。
このピンチを凌いだソシエダは、直後の5分に先制する。左サイドをドリブルで持ち上がったバレネチェアがボックス左手前まで切り込み右足一閃。このシュートはGKホルカシュに弾かれたが、跳ね返りをオヤルサバルが押し込んだ。
先制したソシエダだったが、23分にアクシデント。プレー中に内転筋を痛めたスベルディアがピッチに座り込むと、プレー続行不可能となり、マルティンとの交代を余儀なくされた。
その後も拮抗した展開が続くなか、ソシエダは前半終了間際にピンチ。46分、左サイドからのロングスローが流れたボールをファーサイドのファビオ・シウバが右足のハーフボレーで合わせたが、これはクロスバーを直撃した。
1-0で前半を終えたソシエダは、56分に前がかるラス・パルマスに対してカウンターから追加点を奪う。右サイドのスローインをオヤルサバルが頭で繋ぐと、中盤でボールを受けたオラサガスティがサイドチェンジを供給。このパスを左サイドで受けたバレネチェアがドリブルでボックス左まで切り込むと、GKとDFの間を狙った折り返しを逆サイドから並走したセルヒオ・ゴメスがゴールに流し込んだ。
リードを広げたソシエダだったが、60分に失点を許す。中盤でのボールを奪ったマルモルの縦パスを左サイドで受けたファビオ・シウバがドリブルでボックス左まで持ち上がりクロス。最後はゴール前に走り込んだマクバーニがゴールに押し込んだ。
1点を返されたソシエダは、64分にオヤルサバルとバレネチェアを下げてオスカールソンと久保を投入。すると68分、敵陣右サイドからのスローインを久保が落とすと、これに反応したアランブルがボックス右から中に切り込み、左足のシュートをゴールに流し込んだ。
さらにソシエダは88分、中盤で獲得したFKから素早くリスタートすると、このロングパスでラインブレイクした久保がボックス左から侵入。切り返しでDFマルモルとGKをかわし右足のシュートをゴールに流し込んだが、VARの末にオフサイドと判定され、ゴールは取り消された。
攻撃の手を緩めないソシエダは、94分にも久保のラストパスからボックス内に侵入したオスカールソンに決定機が訪れたが、シュートは右ポスト直撃。結局、試合はそのまま3-1でソシエダが勝利した。
ラス・パルマス 1-3 レアル・ソシエダ
【ラス・パルマス】
オリヴァー・マクバーニー(後16)
【レアル・ソシエダ】
ミケル・オヤルサバル(前5)
セルヒオ・ゴメス(後11)
ジョン・アランブル(後23)
2025年4月6日(日)23:15