レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が8日にアウェイで行われ、0-3で完敗したチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのアーセナル戦を振り返った。
連覇を目指すアーセナルとのベスト4進出を懸けた初戦。
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が8日にアウェイで行われ、0-3で完敗したチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのアーセナル戦を振り返った。
連覇を目指すアーセナルとのベスト4進出を懸けた初戦。守勢ながらゴールレスで前半を終えたマドリーだったが、58分にMFデクラン・ライスの直接FKで先制されると、70分にもライスに直接FK弾を叩き込まれてリードを広げられた。そして75分にはFWミケル・メリーノに決定的とも言える3失点目を許した。
アンチェロッティ監督は直接FKによる2失点が大きく響いたことを認めた。
「最初の60分は良かったが、直接FKから2失点し、チームはメンタル的に崩壊した。もちろん、起こったことに対して責任を感じている」
マドリーの偉大な歴史を振り返っても1stレグでの3点差を跳ね返したことがない中、アンチェロッティ監督はベルナベウでの反撃を見据え、懸命に前を向いた。
「今夜の試合を観ればチャンスはないように見える。しかしサッカーでは予測できないことが起こる。ライスが今日、FKで2ゴールを決めるとは誰も予想していなかったが、彼はそれを成し遂げた。このスポーツでは何が起きてもおかしくない。我々は信じ、信頼しなければならない。なぜならベルナベウでは往々にして特別なことが起こるからだ。選択肢は少ないが、最初の1分からできる限りのことを試す」