スタッド・ランスの日本代表FW中村敬斗がチームを救った。
11日、リーグ・アン第29節でRCランスと対戦したスタッド・ランス。中村、伊東純也、関根大輝は揃って先発出場を果たした。
悪夢の15戦未勝利から抜け出したスタッド・ランスは、マルセイユ相手に勝利しものの、前節はストラスブールに敗戦。残留争いから早く離れたい中で、中村が躍動した。
何度となく相手ゴールに迫っていたスタッド・ランスだったが0-0で迎えた33分、ロングボールに抜け出したセルヒオ・アキエメがボックス左からグラウンダーのクロス。一度は相手DFにクリアされるも、これをアキエメがダイレクトで折り返すと、中村がボックス内でダイレクトシュート。これが自身の今季リーグ戦10点目となった。
試合はそのまま0-1で推移すると、88分にも中村。自陣からのロングカウンターとなると、ノア・サンギがドリブルでボックス手前まで持ち込むと左へパス。後方から猛然と上がっていた中村がそのままダイレクトシュート。これが決まり、追加点となった。
シュート直後には足を攣ってしまった中村だが、長い距離のスプリントからダイレクトシュートをしっかりと沈めるシュート精度を見せつけることとなった。
勝利に導く2ゴールを決めた中村にファンは「2桁おめでとう」、「正直痺れた」、「最高すぎる」、「別次元だな」、「シュート技術高い」とコメントが集まった。
また、この試合で14セーブを見せ新記録を作ったセネガル代表GKイェフヴァン・ディウフについても「文句なしのMOM」、「神セーブ連発すぎ」、「中村の活躍が霞むレベル」と称賛のコメントが寄せられている。
【動画】中村敬斗がダイレクトシュートで今季10点目
【動画】見事なランニングから中村敬斗が日本人最多の11点目を記録